仕事の習慣「強制的にスケジュールを埋めてもらう」

概要
どうしても後回しにしがちな
緊急ではないけれど重要なことを、
自分の意識に関係なく
強制的に、先にスケジュールに
入れるようにしておく
という内容です。
なぜ始めたか
仕事にも当てはまる話なのですが、
人生で成功するかどうかの
一つ大事なところに、
「第一象限と第二象限、
どちらで生きているか?」
という話があります。
時間管理を勉強すると
出てくる言葉になるので、
聞き慣れない人も
いるかもしれませんが、
簡単に説明すると、
全ての物事を大きく4つの区分に
分ける時、
重要か重要ではないかという区分と
緊急か緊急でないかという区分に
分けることができます。
この4つの区分けをしたタスクの中で、
どのタスクをするのか
ということです。
この区分けについての詳細説明は、
今回は割愛しますが、
第一象限と第二象限は何かというと、
タスクのうち、
どちらも重要なことではあるのですが、
重要なものの中でも、
緊急なことは、第一象限
緊急ではなないことが、第二象限
となります。
この第一象限は、
重要かつ緊急なことになるので、
起こった瞬間に、
必ずやらなければならなくなる
わけです。
いわゆる、
トラブル、クレーム、事件、
病気など。
これは、自分の意思に関係なく、
強制的に対応することになります。
実は、人生の質を決めるのは、
この第一象限ではなくて
第二象限を
どれぐらい日々生きられるか
というところに関わってくる
と言われていて。
この第二象限は何かというと、
重要だけれど、緊急ではない
ということなんですね。
とても大切ですが、
今すぐやらなくても問題はない
ということです。
多くの人は、私自身もそうですが、
忙しく日々生きているというのが、
正直なところではないか
と思っていて。
色々なタスク、
やりたいこと、やるべきこと、
思いがけないこと…があって。
その中で、第一象限は、
勝手にやってきます。
その時に、
本当はやっておきたい
大事なことだけれど、
中々着手できないとか、
完了できないといったことは、
みなさん、
一度や二度、
経験があるのではないか
と思います。
この第二象限を
自分の意識だけで
なんとかできるかというと、
当然、難しさがあるのではないか
と思っています。
ここで、では、物事で成功する・
大きな成果を上げる方は、
どういったことをしているか
というと、
第二象限を強制的にやる時間を
設けている
という話です。
強制的にやるとは、
どういうことかというと、
自分が意識しようがしまいが、
必ず先のスケジュールに
入れてしまう
ということです。
例えば、
分かりやすい例で言うと、
私は、新築RC不動産のプロジェクトを
進めていくにあたって、
今、目の前でやらなければならない
企画であったり、日々の投稿は、
第一象限だと思うのですが、
ずっと同じ繰り返しでは、
面白くありません。
そのため、未来に向けて、
新しいアイデアや企画、
それを話し合ったり、
色々な人脈と繋がったり。
そういったことをするわけです。
これを、空いている時間の
隙間にやろうとすると、
中々、物事がうまく進まなかったり、
第一象限に飲み込まれてしまったり
するので、
協力してくれる人、
仲間であったり、
色々な業者さんなどに、
依頼をしておきます。
例えば、
「常に、このインターバルで
ミーティングをしましょう」とか、
「いついつ、この報告をする時間を
作ってください」とか。
私のカレンダーを直接見てもらって、
勝手にミーティング時間を
決めてくださいと
お願いしておくわけです。
そうすると、私が意識をしなくても、
私の予定を、
私以外の人が決めてくれますので、
その時間になれば、
強制的に、その第二象限を
実行しようとします。
大事なのは、
そこで、自分一人ではなく、
色々な人が関わっている状態を
作ることによって、
予定をすっぽかすことは
出来なくなります。
その時間のために、
色々な方が、
準備をしてくださっている
わけですから。
ということで、
強制的に第二象限のボリュームを
増やすことで、
今を更によくするための
緊急ではないけれど重要なことを
増やすために、
仕事のクオリティーの向上や
未来への準備を進めていくことを
大事にしています。
効果
- 自分が意識しないことによって、自動的に第二象限を増やすことができる。
- 自分以外の人が関わることで、必ず、その第二象限をやらなければならなくなる。
- 結果として、人生や仕事の質を大きく変えることができる。
仕事の成果は
今やっていること
ではなくて
未来のために
やっていることの
量で決まる。