Q161:不動産投資と銀行 どんな人ならお金を借りられる?

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A:誰でもお金を借りることは可能です。ただ借りられるお金の量にはその人の状況によって変わってきます
目次
一般的回答
1. 信用履歴が良好な人
- 良好なクレジットスコア: 銀行は融資の際に信用情報をチェックし、過去のローンの返済履歴やクレジットカードの利用状況などを評価します。良好な信用履歴がある人は、返済能力が高いと判断され、融資を受けやすくなります。
2. 安定した収入源を持つ人
- 定期的な収入: 銀行は借り手の収入と支出のバランスを見て、返済可能な額を評価します。安定した職業に就いている人や定期的な収入がある自営業者は、銀行からの融資を受けやすいです。
3. 適切な資金計画を持つ人
- 自己資金の準備: 銀行は全額を融資することは少なく、通常は物件価格の一部を自己資金で賄うことを求めます。適切な自己資金の準備ができている人は、銀行から信頼されやすくなります。
4. 不動産市場に精通している人
- 市場知識: 投資対象の不動産市場に精通していると、銀行はその投資計画の実現可能性を高く評価します。市場分析や収益予測を的確に行える人は、銀行からの融資の確率が高まります。
5. 適切な物件を選ぶ人
- 物件の質と価値: 投資対象の物件が市場での需要が高く、価値が安定しているものである場合、銀行は融資リスクが低いと判断しやすくなります。よく選定された物件を持つ投資家は融資を受けやすいです。
新築RC不動産の考え方
何度も言っていますが銀行はお金を貸したがっています。特に最近の低金利時代では銀行は儲けが少ないので、特にたくさんのお金を貸したがっているのです。ただ一方で銀行は絶対に返してくれる金額しかお金を貸しません。返せない人にお金を貸すことが最大のタブーだからです
結局問題はお金を借りたい人が銀行からみて「どれくらい信用できるか」その尺度によって金額が変わるということです
◆信用と信頼の違い
金融機関の種類の中に「信用金庫」というものがあります。
主に地域に根差した、その地域の発展に寄与することが目的の金融機関ですが「信用金庫」という名称です。
信用と似た言葉に信頼がありますが、ふたつの言葉の意味の違いは何でしょうか?信用金庫はありますが信頼金庫はありません 信用金庫とは「過去の言動、実績から確かと受け入れる行為」一方で信頼は「未来の行動を信じる行為」という差があるようです。
つまり、金融機関がお金を貸すその基準は「信用」過去の実績によって大きく左右されるわけです
◆わかりやすい実績=年収
あくまでひとつの尺度でしかないですがわかりますいのは年収ということになります。過去の年収をベースにして、例えば不動産賃貸業の融資であれば
年収の10~20倍程度が借りられる金額の上下なんて話はよくあります
ただあくまで年収の倍数はひとつの基準であり
それ以外に金融機関の信頼を勝ち取れる実績
たとえば
・これまでの金融機関との通り引き
・綿密な事業計画
・信用のある方からの紹介
などがあれば
もっと借りることも可能となります
借りられる金額=信用の大きさ
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