0から6棟目までにしたこと

【2〜3棟目 #07】「訴えます」って初めて本気で言われた日

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普段 会社員をしていると
平日の夜にオフィス街にいることはあっても
繁華街にいることはありません

そんなわたしが生まれて初めて
平日の夜の渋谷にきています

前回の記事はこちら
【2〜3棟目 #06】契約解除は困ります
【2〜3棟目 #06】契約解除は困ります

↑前回のお話


面談の予定は19:30からでした

車で渋谷にある事務所まで向かった
わたしは少し早めに到着したので
駐車場で待機しています

するともう一台駐車場にやってくる
車が目に留まりました

車から降りてきたのは
男性2名
ひとりは直ぐにわかりました
Sさんです

ということは
もう一人ははっきりとは見えませんでしたが
おそらくSさんの上司
初めてSさんと面談したときに同席
していた方だと思います

わたしに気づかず
二人は事務所へと歩いていきますが
明らかにその足取りは重そうに見えました
これからの面談がどんなものになるのか
暗示しているように見えます

(はぁ、行きたくないな、、、)

帰りたくなる気持ちを堪えながら
わたしも車を降りました

受付に到着すると
電話の子機を鳴らします
「はい、○○○でございます」

綺麗な声のお姉さんが案内してくれます

19:30なのに
事務のお姉さんが普通に働いているんだ
東京だとそれがスタンダード?

そんなことを考えながら
通してもらった会議室に入ります

建築会社さんから3人
仲介業者さんから2人
沈痛な面持ちで待ち構えています

建築会社さん
「こんな夜分にしかも突然お呼びだてして
申し訳ありません」

わたし
「いえ、こちらこそ最短でも
この時間からしか調整できなくて
申し訳ないです」

建築会社さん
「早速ですが、、、
今回の件、このまま契約続けてもらえませんか?」

アイスブレイクも無く本編に入るあたり
余裕の無さが伝わってきます

わたし
「すいません、当初の融資条件が出なかったので
契約を続けることはできません」

あくまでわたしとしては
融資が決まる以前の基準に照らし合わせただけ
というスタンスを強調します

建築会社さん
「、、、ローン特約を1度延長させもらって
その延長の期日も残り一週間」
「融資も仮内諾は出ているとのことで
我々としては各種業者と打合せも進めて
直ぐに工事に向けて動き出せるように
準備を進めています」
「今更白紙撤回にすれば
それだけで損害も尋常ではありません」

言っていることは理解できますが
だからと言って
やはり契約しますと言える
材料にはなりません

建築会社さん
「もし、それでも契約頂けないのであれば、、、」

そういうと一枚の紙を渡されました
それはあるメールのやりとりの印刷のようです

建築会社さん
「弊社の顧問弁護士からのメールです」
「本件で契約破棄された場合に
損害賠償請求が通せるかどうかの
見解をもらいました」
「弁護士としては十分可能だろうとの見解です」

わたし
「、、、それって、つまり」

建築会社さん
「訴えるということです」
「それでも意思は変わりませんか?」

生まれて初めて
訴えると本気で言われました
わたしはメールの印刷に目を向けたまま
顔を上げることができませんでした

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【2〜3棟目 #08】二人のわたしが頭の中で会話する
【2〜3棟目 #08】二人のわたしが頭の中で会話する


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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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