不動産投資ひとくちQ&A

Q256:不動産投資と出口戦略 抑えるべき要点 見えない貯金

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A:出口戦略を考えるときに抑えておくべきポイントをお伝えします

見えない貯金というキャピタルゲイン

例えば1億円で買った不動産を1.2億で売ったら
利益は何円でしょうか??

2,000万
= 1.2億 - 1億 

ではないです。
通常、不動産は融資で買っていて、
保有している間毎月、返済することになります
仮に1億円の物件に対して
1億円のフルローンだとしても
売るときには残債が
1億円より小さくなっているわけです

単純な例で言えば
1億円の物件で
1億円のフルローンで
30年の返済期間
2.0%の金利の場合

購入当時1億円あった残債は
15年後には約5700万に減っています

そのときにもし1.2億で売れたら
利益は

6,300万 
= 1.2億 - 5,700万

とっても大きな数になります

「1億の物件を1.2億で売った」
の裏側で6300万の利益を手にしているわけで
これは
6,300万
= 2000万(1億からの値上がり分)
 + 4300万(銀行に返した融資)

この返したお金を見えない貯金と呼びます

出口戦略では「いくらで売るのか?」と同じくらい
「いつ売るのか?」が重要になるのはこの見えない貯金で
利益が全く変わってくるからです

不動産投資は大きな貯金
貯金が手に入るのは売却したとき

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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