A:まずは「資産」の定義ですが、一般的にはⅰ「将来、収益をもたらし経済的な価値の高まるもの」と言われるかと思います。わたしはこの定義に加えてⅱ「体得することで自分自身と身近な人たちの心を豊かにしてくれるもの」と定義しています。ⅰは「有形資産」、ⅱは「無形資産」と呼んでいます。
具体的に得られる資産を考えてみると
■有形資産
土地
建物
ビジネス
協力者・チーム
■無形資産
人格
能力
自由な時間
ブランド
確信
信頼・影響力
メンタルの強さ
次回以降ひとつづつお伝えしていきます😊
アップデート情報 2024年1月
不動産投資を得られる資産は大きく「有形資産」と「無形資産」に分けられます。有形資産は「不動産そのものと、そこから得られる経済を豊かにするもの」。無形資産は「不動産投資を経て得られる自分自身と身近な人々の心を豊かにする価値」と定義します。
有形資産
- 物理的な不動産資産: 最も明白な資産は、投資者が所有する不動産物件自体です。これには住宅、商業ビル、工業施設、アパートやマンションなどが含まれます。これらの物件は、地価の上昇や適切な管理・改善によって価値が増す可能性があります。
- 賃貸収入からのキャッシュフロー: 不動産を賃貸に出すことにより生じる定期的な収入は、重要な資産の一形態です。このキャッシュフローは、物件の購入資金の回収、運用資金の確保、またはその他の投資への再投資に使用できます。
- キャピタルゲイン: 不動産の価値が購入時より上昇した場合、その差額をキャピタルゲインとして実現できます。不動産を高く売却することで得られるこの利益は、資産価値の増加を意味します。
- 税務上の利点: 不動産投資には税務上の利点もあります。減価償却の利用、税務上の損失の繰り越し、その他の税制優遇措置などは、長期的な資産形成の観点から重要です。
- レバレッジ効果: 不動産投資では、通常、購入資金の一部を借入れによって賄います。適切なレバレッジ(借入れ)を使用することで、少ない自己資金で大きな資産を保有・運用することが可能になります。
これらはすべて、投資家の資産ポートフォリオを成長させ、長期的な財務的安定性をもたらす可能性があります。
無形資産
- 市場知識と専門知識: 不動産投資を通じて得られる市場に関する深い知識や専門知識は重要な無形資産です。市場動向、価格変動、投資戦略などに関する知識は、将来の投資や日常生活の意思決定に大きな価値をもたらします。
- 経験から学ぶ教訓: 不動産投資における成功体験、失敗からの学びは、無形資産として大きな価値があります。これらの経験は、リスク管理や意思決定のスキルを高め、人生の他の領域にも応用できます。
- 人間関係とネットワークの構築: 不動産業界での関係構築やネットワーキングは、貴重な無形資産です。業界の専門家、他の投資家、エージェントとの関係は、新たな情報や機会の扉を開きます。
- 自己成長と自信: 投資活動を通じて、自己成長を遂げることも大きな無形資産です。成功体験は自信を生み出し、新たな挑戦に対する勇気や動機付けとなります。
- 教育的価値: 不動産投資に関する知識や経験は、家族や友人と共有することで、彼らの知識の豊かさや意思決定能力の向上に寄与します。
「無形資産」は、具体的な金銭的リターンを超えて、個人の成長や生活の質の向上に大きく寄与します。これらの資産は、自分自身だけでなく周囲の人々にも良い影響を与え、より豊かな人生を築くのに役立ちます。
結論
不動産の資産的価値を有形、無形両面で捉えることができる
プロフィール

東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。