Q67:不動産投資から得られる「資産」って何ですか?有形資産③ビジネス

A:不動産賃貸業というビジネスを手に入れることができます。これはお金を借りて→商品を生み出して→契約してもらって→毎月決まった収入を得て→決まった額を返済しながら→利益を得る という基本というかシンプルなビジネスを所有する、身をもって体験するということです。今 会社員の人はなかなか言葉では理解しても実感として経験することは少ないようにも感じます。
ビジネスとしてやる以上、仮に家族に黙って一人で始めたって、そもそも単身の方が始めたって、必ずビジネスパートナーが必要です。物件を紹介してくれる仲介業者さん、お客さんを募集してくれる客付け業者さん、物件を管理してくれる管理業者さん。わたしみたいに新築をやるのであれば、建物をデザインする設計業者、建ててくれる施工業者さん。これらの先にはもっとたくさんの会社と繋がって初めて不動産賃貸業は成り立っているわけです。不動産を通してできたこれら会社さんとの繋がりは不動産が無くなっても消えません。この関係からまた新しい価値が生まれたり、シナジーを発揮したり。そんな人と人の繋がりはある意味不動産と同じくらいかそれ以上の価値があると感じます。
不動産賃貸業を通して始めて出会った人や会社がいる。
不動産を始めなければ決して出会うことの無かった人たち。
色々な人との出会いが人生を面白く、わたしを育てて頂けたのも事実
アップデート情報 2024年1月
不動産投資から得られる重要な有形資産の一つは、投資に関連する「ビジネス」そのものです。このビジネスとは、不動産投資活動を通じて構築される事業体やその運営システムを指し、以下のような要素を含んでいます。
- 賃貸事業: 不動産を賃貸に出す事業は、定期的な収益源となります。この事業は不動産の購入、管理、維持、テナントとの関係構築などを含み、安定したキャッシュフローを生み出す可能性があります。
- 物件管理ビジネス: 不動産投資には物件の維持管理が不可欠です。物件管理を効率的に行うためのシステムやチームを構築することは、長期的な資産価値の維持に寄与します。
- 不動産開発: 土地の購入から建物の建設、販売または賃貸までを手掛ける不動産開発は、高いリターンを生むビジネスです。この過程では、市場分析、設計、建設、販売戦略など多岐に渡るスキルが必要とされます。
- 仲介・コンサルティング: 不動産投資の経験を活かし、不動産の仲介やコンサルティングサービスを提供することも一つのビジネスモデルです。市場の知識や取引の専門性を活用することで、他の投資家にサービスを提供し収益を得ることができます。
- 投資組合やパートナーシップ: 不動産投資における協力関係やパートナーシップもビジネスの一形態です。共同で投資を行うことにより、大規模なプロジェクトに参加したり、リスクを分散したりすることが可能です。
仮に不動産が無くなっても、そこに至るまでに出来上がったビジネスそのものが全て無くなることはありません。いわゆる成功者と呼ばれる人が、全てを失っても這い上がるスピードが速いのはこのためです
結論
不動産投資の裏側には色々な仕組みや人が関わっている。その関係こそが資産