健康の習慣「最良の睡眠時間を計る」

概要
自分にとって、最も健康を維持できる、
本来、とるべき睡眠時間というのを、
正しく理解して、
それだけの時間、眠れる状態を作る
という内容です。
なぜ始めたか
ここ最近、健康のテーマで、
私自身感じているのが、
食事や運動も大切ですが、
睡眠が一番大事だということです。
睡眠というのは、
その人ごとに、どれぐらい眠るのが最適時間
であるかが違うという特徴があります。
わたしも何度か、短時間で済ませられる
ようにと取り組んだこともあるのですが、
最近の睡眠学で言うと、
何か訓練によって、
短い時間の睡眠でも大丈夫
というふうにすることは、
出来ないようで。
遺伝子レベルで、眠る時間というのは
決まっているようなのです。
一方で、もう一つ、面白いのは、
睡眠の返済と前払いについてです。
人は、各々、最適な時間というのが
あるのですが、
足りない場合(眠たい場合)、
それでもパフォーマンスを落としながら
活動することはできて。
そして、どこかで眠って、
回復させるという
いわゆる「睡眠の借金」の状態を返す
という行為はできます。
けれど、これが満ちている状態、
つまり、十分眠れている状態で更に眠る
というふうに、
例えば、来週、忙しいから、
今、たくさん眠っておこうといった
睡眠の貯金ができるかというと、
体質上できないらしいのです。
そのため、まず、自分にとって、
これだけ眠れば十分という
最適な睡眠時間を知ろうというふうに
思ったわけです。
もちろん、毎日、同じ時間ずつ
きっちり眠るというのは、
様々な予定もありますし、
現実問題難しいと思うのですが、
アベレージとして、
必要十分な睡眠時間を
正しく理解しておくということは
大事だと思います。
では、どうすれば、
自分にとって最適な睡眠時間が
測れるのかという話になるのですが、
同じく、睡眠学で出てきた
面白い内容は、
4日間かかって最適な睡眠時間を計る
という方法でした。
やり方は、ものすごくシンプルです。
4日目、眠ることで測定するのですが、
一つシンプルで分かりやすいルールは、
自分が自然と起きるまで眠り続ける
ということです。
1日目、多くの人が睡眠不足なので、
普段より長い時間眠ることになると思います。
人によっては10時間とか11時間とか
眠る人もいると思いますが、
それで、大丈夫です。
2日目、また眠たくなったタイミングで
眠ります。
この日も、自然と起きるまで眠るという
ルールのもと、どれだけ眠ったかを見ます。
こうやって、どんどん、睡眠の借金を
返していく状態を作るわけです。
そうすると、おおよそ、
4日目ぐらいに眠った時間が、
本来、その人が眠りたいと思っている
身体にとって必要な
睡眠の借金がない状態の睡眠時間として
計ることができるというのです。
中々、日常生活で、
4日間連続ですることが難しいと思うので、
わたしは、お正月のタイミングで、
その取り組みをしてみました。
そうすると、正確には測れていないのですが、
やはり、7時間か8時間は、
4日目でも眠っているということが分かりました。
言い換えると、それぐらいは眠っておかないと、
睡眠時間としては、
借金の状態になってしまうということです。
食事のコントロールや運動も、
もちろん大事です。
でも、睡眠は、ある意味、
寿命に一番、直結するものだ
というふうに言われています。
ご飯を3日間食べず、水だけを摂って
過ごしても、死ぬことはないかと思いますが、
3日間、眠らないで過ごすと、
かなり、致命的にパフォーマンスに
反映されるということは、あると思います。
何かあると、睡眠時間を削って頑張る
ということは、
わたしも何度も繰り返してきましたし、
そういう選択をしがちな気持ちも、
ものすごくよく分かるのですが、
そこは、健康や自身の高いパフォーマンスを
維持するという意味で、
自分にとって必要な睡眠時間を割くと。
その時間の睡眠がとれるように
努めていくということが、
非常に大事ではないかなと思います。
効果
- 最適な睡眠時間を知ることができる。
- 日々のパフォーマンスを高い状態で保つことができる。
一番大事な資産は
自分自身の身体。
その中でも
パフォーマンスに
直接影響する
睡眠の最適解を
自分自身が理解することは
とても大事。