経済の習慣「大切にしている人の順に、たくさんお金を使う」

概要
持っているお金を使う時に、自分が大切にしている順番の高い人ほど、
その人のために、たくさんお金を使うということです。
なぜはじめたか
「お金というものが、いったい何なのか」という話は、様々な記事で、
お伝えしているかと思いますが、
特に、経済的に成功していて、かつ、人格も備わっている人たちは、
揃って、お金というものに「応援」や「感謝」という意味合いを
持たせている人が多いように感じます。
わたし自身も、お金の性質の一つに、「感謝を具体的に伝えるもの」
という意味合いがあると思っていて、お金をそのように扱いたい
と常々感じています。
では、お金を通じて、「応援」や「感謝」を、どのように伝えるのが
一番良いかと考えた時に、わたしにとって大切な人ほど、よりたくさんのお金を使うというのが、あるべき自然な姿なのかなと思ったのです。
例えば、あまり良い例ではないですが、人間関係で何か問題を
起こしてしまうケースだと、その人なりの大事にしている順番と、
お金をたくさん使う人の順番が合っていないというケースが多い
のではないかと思います。
よく男性の方が女性に溺れてしまうというのも、典型的な例だと
思うのですが、自分にとって、より大事であるべき人がいるにも関わらず、その人以上にたくさんのお金を別の人に使ってしまう。
そして、自分にとって大事にしなければいけない、
家族や仲間がいるに使うべきお金が使えていないことで、トラブルが起きたり…
そんなことがあるのではないかと思うのです。
ここで、大事なポイントは、たくさんお金をもっているか、持っていないかということが問題ではないということです。
お金持ちになったから嫌な人になったわけじゃない
元々嫌な人だったのがお金の力で表に出てきただけ
お金には、その人の本性や気持ちを増幅させる機能があると思うので、
たくさん持っている人は、たくさん使っていけば、より良いと思います。
ただ、たくさん持っていないからダメかというと、そういう話ではなくて、今、持っているお金の中でも、誰にどの程度かけるのか
といった割合が重要なのです。
その時に、誰を第一優先として、お金を使うのか、
その人とどういった体験をするのか、どういった思い出を作るのか、
どういった幸せを得るために使うのかという視点で、
大切にしている人順に使っていけているかどうかということを
見れば良いと思っています。
その中で、自己フィードバックとして、本来、使ってあげたいなと
思っているお金に届かないのであれば、それは、自分自身が成長して、
もっとたくさん稼いでやるという動機にすることもできる。
現在地がどうかという所が大きな問題ではなくて、
でも順番は、違えてはいけないのではないかと思うのです。
わたし自身も、大切にしている人は、たくさんいますが、
優先度は、明確に設けなければいけないなと思うし、
優先度の高い人たちに対して、まずお金を使い、
そこから順番として追ってくる、多くの人にも、お金をかけていけたら、
それが豊かな人生になってくるのではないかなという風に思っています。
効果
- 経済を通して人間関係を良くすることができる
- 大切にしている順番に改めて気づく・理解するきっかけになる
- お金を使うことによって、わたし自身の心の平安を得ることができる
お金を使う時の感情が大切