自己成長の習慣「自分に相応しいものを決める」

概要
自分がこうなりたい・欲しいではなく、
自分にとってふさわしいものは何なのか
という基準で、
未来の理想の姿を決めるという内容です。
なぜ始めたか
能力開発として教わっている内容なのですが、
自分自身に対して投げかけている言葉が
自分の未来を決めているという考え方が
あります。
「わたしはこんな未来を生きていたいな」
「こんなものを手にしていたいな」
「こんな状態でいたいな」
ということは、
皆さん、それぞれ考えていると思うのですが
まず、自分の欲しい未来を作れる人と
そうではない人の差の中に、
その未来をどれぐらい具体的に明確に
描けているか?
という違いがあると言われています。
なんとなく良くなりたい
という思いよりも、
いついつ、これぐらいの状態になっていたい
と具体的かつ数値化できている方が、
未来に近づきやすいという話なんですね。
更に突っ込んだ話を言うと、
自分自身の意識の中で、
自分自身の行動を決めている
気持ち・感情・精神は、
自分自身が知覚できているのは5%で、
95%は意識できていないと。
この意識できていない95%を潜在意識と言い、
この潜在意識の方が、
その瞬間瞬間の行動を支配している
というわけなんです。
この95%にアクセスするための
一番シンプルで効果的な方法というのが、
自分へどのような投げかけをしているか?
という言葉、自分との対話
と言っても良いかもしれません。
その時に、曖昧な指示ではなく
具体的な指示を出しているかということが
ステップ1なのですが、
今日のテーマになっている
自分に相応しいものを決めるというものは
ステップ2になりまして、
目標を具体的に決めるとして、
どんな言葉を使って投げかけているか?
ということです。
みなさん、経験があるかもしれないですが
何か物事を成し遂げている方に
インタビュー等で、
「なぜ、その結果を得ることができたのですか?」
と聞くと、多くの人が、このように答えます。
「わたしは、そうなると決めていました。」
という表現です。
これがすごく大事だと思います。
結果を手にしておらず、中々、成果が出ず、
途中で挫折してしまう方が
なんと答えるかというと、
「わたしは、こういう状態になりたいです。」
という表現を使います。
「なりたい」という表現と
「なると決めていた」という表現。
言葉としては微妙な違いかもしれませんが
潜在意識にアクセスする言葉としては、
全く意味合いが違うと言われています。
細かく説明すると、
「なりたい願望」というのは、
そこへ向かっていくところに
フォーカスが当たっているため、
その結果を得るかどうかに対して
明確な指示が出せていないのですね。
あなたは、そこをめがけて描き続けている姿が
相応しいんだよという話になるわけです。
過程にフォーカスが当たっているような
イメージです。
一方で、
「わたしは、○○になると決めていました。」
「私は、この結果を手に入れると
決めていました。」
という表現を使う人は、
既に結果を手に入れている自分が当然だ
というところから逆算して、
今が不自然であると。
本来だったら、そうあるべきであるのに、
それを手にしていない自分があるという状態で
潜在意識にアクセスするので、
自然と欲しい願望へ近づいていくという
進め方があるわけです。
これを私なりに意図的に訓練できないかな
ということで、
勉強したり話を聞く中で進めているのが、
相応しいものを決めるという表現です。
飾らない自分自身の本心で良い
と思うのですが、
本来の自分は、どんな自分が相応しいのか?
どんな健康を手にしていて、
どんな人間関係を結んでいて、
自己成長は…?
仕事は?経済面は?
どんな場所に住んで、どんな時間を過ごし、
どんな貢献をしているのか?
どんな自分が相応しいのか?
相応しいというところへフォーカスを当てます。
ニュアンスとしては、
「自分は、こうであって当然だよね。」
と思えるかどうかということです。
ここで、より明確に、これが当然感をもって、
大きな夢を置くことができれば、
今が居心地が悪く違和感を感じるようになり、
自然と95%の潜在意識が
その本来あるべき相応しい姿へ向かって
動き出すという話です。
私の場合は、色々な所で、
習慣でも話していますが、
一日の最後に一言日記を書くようにしていて、
最初は、良かった日記ということで、
「○○で良かった。」
と書くようにしていたのですが、
今は、良かった日記に加えて、
「新築RC不動産は○○が相応しい。」
で終わる言葉も書くようにしています。
そうすることで
自分にとって本来あるべき姿を
アファーメーションするようにして、
まだまだ足りていない部分に関して、
自然と理想の方へ向くようにしている
という内容です。
効果
- 意識の95%を支配する潜在意識を書き加えることで、理想の自分へ近づくことができる。
- 自然と気が上がって、無理をして頑張らなくても、成長する方向へベクトルが向く。
- 自分自身の何が相応しいかを明確に考えるきっかけになる。
私の当然が変われば
未来は自然と変わる。