自己成長の習慣「振り返りをする」

概要
自分が行った行動に対して、
必ず振り返る時間をもって、
次、何をするかを決める
という内容です。
なぜ始めたか
学習のステップという
言葉があります。
勉強熱心な方は、
自分の人生をよくするために
学び続けることが重要だと
考えている人が多いと思います。
よく、「知っているからOK」
と勘違いされている方が多いのですが、
実際には、
それを行動に移しているのか?
それが習慣化できているのか?
と言われたりします。
その時に、
非常に大事なポイントは、
「勉強しているからOK」
「知っているからOK」
「やったことがあるからOK」
「習慣化しているからOK」
ではなくて。
「行動に対して、
次の改善をし続けられているか?」
ということが、
大きな成果を出すか出さないか、
成果を出すスピードが
速いか遅いかを決める
一つ、大きなポイントではないか
と思っています。
この改善をする時に、
「改善してください」と
一言で言えばそれまでなのですが、
中々、これって、
どうやって改善したら良いのか、
その改善が正しいのかどうかを
見極めることは、
大変かなと思っていて。
そのために大事になってくるのが、
「振り返りの時間」
と言われるものです。
言葉としては、
決して難しくない言葉だと思います。
「振り返る
=一度止まって
自分がやってきたことを見てみる」
という話なのですが、
前を見るという意味では
すごく大事なのですが、
意外と、やりっぱなしだということも
多いのではないかと思っていて。
あえて時間をかけて、
自分がやってきた軌跡を
一度見つめ直し、
事実を押さえて、
「次、もう一度ここから始めるとしたら
何をやるか?」
という視点で見ることが、
実は大事なのではないかなと
思っています。
私が尊敬している資産家や
成功されている方々というのは、
物事に取り組むまでのスピードが速い
といった、
初速に関しての時間管理術、
成功哲学の中で言えば、
「直ぐ着手する」
ということに、
フォーカスが当たりがちで、
これはこれで、
すごく大事な視点であることは
間違いないのですが、
大きく差がつくのは、
初速の速さだけではなくて、
やったことに対する
「振り返りの質」
だと思っています。
どのように自分を客観的に見て、
リスタートするのか。
リスタートする時に初めて、
成長曲線の角度が、
大きく変わるのではないか
ということです。
振り返りする時には、
いくつか大事なポイントが
あると思っていて。
一つ目は、事実ベースで捉える
ということです。
できれば、数字でできた方が良いです。
何をいつしたのか、
どれぐらいしたのか、
どういう結果になったのか。
これを全て、
客観的データで出すということ。
なので、当然、
客観的なデータがとれるような
進め方をしなければいけない
ということが、
取り組む際の前提条件として
話に挙がってきます。
次に、客観的データである
数字に基づいて、
改めて、自分がどう感じているのか、
何が良かったのか悪かったのか
ということを並べる。
更に、大事なポイント二つ目は、
「もし、今の状態をもって、
もう一度最初からやり直すとしたら、
何が変わっていたか?」
そして、
「自分にとって相応しい結果を
得るためには、
どのようにしたら良いか?」
ということです。
これは、実は、
私自身も大きなテーマとして
取り上げているものなのですが、
過去の自分ではなく、
今の自分でもなく、
未来の理想に描く自分だとすれば、
どういう状態が相応しいのか
どういう結果が相応しいのか
ということを想像して考えて。
そこから逆算して、
「では、今の自分であれば
何をするか?」
ということで、常に意思決定をする。
「理想の自分であれば、
どうあるべきなのか。」
これは、一つ、
振り返りの内容としては、
大事なことではないかと
思っています。
2024年もちょうど終わるところで、
これから2025年に入っていきますが、
皆さん自身、新しい2025年、
あるいは、その先の未来に向かって、
「理想の自分だったら、どうあるべきか?」
「どういう考え方をするか?」
ということを、
考えてもらっても良いかもしれません。
効果
- 自分がやってきたことを客観的に評価することができる。
- 大きく成長曲線を変えることができる。
- 自分の最良・理想形について想像することができる。
成長が速い人の
共通項は
振り返りの質。
自分を客観的に見て
次、どうあるべきか
決める力が強い。