自己成長の習慣「恥ずかしいくらい小さいステップから始める」

概要
何か新しい取り組み・チャレンジ・
習慣形成をしようとした時に、
他の人にシェアすることが
恥ずかしいと思うぐらい、
すごく小さいステップから始める
という内容です。
なぜ始めたか
不動産を買いたいとか、
こんなものが欲しいとか、
この能力を手に入れたいとか、
色々な大きなやりたいこと・
欲しいことがあるとか、
行きたい所があるとか。
色々な願望があると思うのですが、
その時に、何か大きな決断をして
行動を開始するということは、
すごく大事なことだと思います。
例えば、
「コツコツすることが
大事だと思いますか?」
と質問すると、
おそらく多くの方が
「その通りだ。」
と答えると思うのですが、
「では、コツコツできますか?」
と尋ねると、
「できません…」
と答える方も
多いのではないかと思っていて。
では、
中々、継続できない理由は何のか?
ということです。
例えば、それが、
目標に対する具体的な輪郭が甘いとか
計画が出来ていないとか。
色々な言い方はあるのですが、
私自身が感じている
コツコツ継続できない理由というのは、
「一つ一つのステップが高すぎる」
ということです。
特に、大きなきっかけやイベント、
出来事があった時に、
大きなショックを受けて、
「一気に始めよう!」と
やる気が急上昇することが
あると思うのですが、
やる気が向上している時には
乗り越えられたハードルも、
そのモチベーションが、
必ずしも高いままでいられる
わけではなくて。
モチベーションが下がる時も
あると思います。
その時に、
目の前のステップが高すぎて
乗り越えられず、
次のステップに進めない
という経験をしてしまうと、
そこで止まってしまう…
というのが、
継続できない大きなパターン
ではないかと思うわけです。
習慣をコツコツ身に付ける
ということは、
色々な考え方があるのですが、
脳科学的には、
習慣にするのに、よい脳の状態
というものがあって。
その状態というのは、
痛みや辛さといった
ネガティブなことを感じていない
ということが重要なんです。
そのため、
極力、リラックスしていて
フラットな状態でいた方が、
習慣になりやすいということが、
脳科学的には言われています。
つまり、
「気がついたらやっている」
というレベルで進められることが
良いかと思います。
そういったところから、
私自身が習慣を作る時の
一つ、大事な考え方というのが、
この
「他の人に話すのが恥ずかしいぐらい
小さなステップから始める」
ということです。
小さいステップから始めて、
それを確実に乗り越える。
乗り越えた次に、
昨日のステップより
少しだけ高いステップを用意して、
それを乗り越える。
常に、意識しなくても、
強い負荷がかからなくても、
達成できるように、
薄い紙を積み重ねるがごとく、
少しずつ少しずつ高くしていく。
そして、いつの間にか、
当初では考えられなかった高いレベルも、
特に辛さや頑張りもなく、
乗り越えられる自分になってくると、
習慣化しやすいのではないかと
思い、取り組んでいます。
例えば、
「朝、有酸素運動をしたい」
という思いがあった時に、
いきなり、
「〇km走ろう!」
といった目標を立てると、
これは、ハードルが高いわけです。
なので、今のジョギングの例で言えば、
一番最初のハードルは、
どれぐらいでしょうか?
私が教わった中で、
そのくらいのステップで良いのかと
思ったことは、
一つ目のステップは、
「夜、寝る時に、
ランニングウェアを着て寝る」
というもの。
これが最初の一歩で、
これぐらいハードルを
低くして大丈夫です。
これだったら、おそらく、
誰でもできると思います。
そこに辛さや負荷は、
かなり少ないのではないかと思います。
ランニングウェアを着て眠る
ことができれば、初日は達成。
2日目は、ランニングウェアを着たまま、
玄関へ行ければOK。
こんな感じです。
ポイントは、
「もうちょっとやりたいな」
と思えるぐらいで、
やめておく方が良いようです。
やりたいなと自然に感じれば、
人は、やる方向へ
自動的に動きやすくなるからです。
もうちょっとやりたいなを繰り返し、
少しずつハードルを上げていくことで、
大きな習慣を身に付けることが
できるということです。
効果
- ネガティブな感情を伴わずに、習慣化することができる。
- 自然と自分の能力を上げていくことができる。
- 時間が味方になって、気がつけば大きな習慣をたくさん身に付けることができる。
頑張って
歯を食いしばって
無理をして
頑張る時代は
これまでの時代。
これからの時代は
楽しく
軽やかに
時間を
味方につけて
自分の能力を
上げていくことが
正解。