人間関係の習慣「何が伝わったかで判断する」

◆概要
何を言ったかではなく、何が相手に伝わったかに常に着目し、
それを前提として人とのコミュニケーションをとるということです。
◆なぜはじめたか
仕事や大切な家族との会話など
人と交流する時には、
コミュニケーションが必須となります。
では、コミュケーションとは何かを考えてみると、
コミュニケーション=意思と意思の疎通
となるわけですが…
例えば、対面・SNSなど
様々なコミュニケーションの方法が
あると思うのですが、その中で
良いコミュニケーションもあれば、
上手くいっていないコミュニケーションも見受けられます。
特にSNSでは、発信者が意図して言ったことと
受け取った側の理解が
アンマッチな状態となりやすいなぁ
と思うのです。
アンマッチになること自体は
仕方がない部分もあって、
相手の意見を1回で100%汲み取ることは
至難の業だと
思うのですが、ただ
その時にすごく大事にしないといけないことは、
「わたしはこういう風にいったんだ」ということだけを
相手に強制してしまうという態度。
これは、逆もしかりで、
「私はこういう風に受け取ったんだ」
という気持ちだけを
ぶつけてしまうと
いつまでたってもコミュニケーションが
円滑に行われないのではないかと思うのです。
そこで、相手を変えることはできないので、
まず、自分自身のこととして
何が変えられるかという視点に
立つのですが、その時に大切にしたいのは、
「わたしとしては、こういう意味をもって言った」
という思いは当然ありますが、
コミュニケーションを円滑にするためには、
自分が意図していったことが相手に何と伝わったのか
というところに重きをおくという考え方です。
極端に言えば、自分がどのような意思をもって伝えたかは関係なくて
相手にどう伝わったかを理解して、その内容に誤解があるのであれば、
自分の意図が伝わるように
相手が理解してくれるように、
こちらの伝え方を
考える・変える・繰り返すということが
非常に大切な視点だと思うのです。
そのため、わたし自身
自分ごととして戒めて言えるのは、
「わたしは
こういう意味で言ったのではないのだから
相手がどう受け取ろうと、それは知らない」という
つけ放したり、切り離した態度をとってしまうと
本来、理解を深めるために行うコミュニケーション自体が難しくなってしまうので、
自分の意思が、
相手にどう伝わっているのかを
非常に大切にするようにしています。
◆効果
- コミュニケーションが円滑に進むようになる
- 不要な争いや仲たがいを防ぐことができる
- 伝わるコミュニケーションを行う訓練になる
- 仲間・信頼が増える
人同士が100%理解し合うということは難しい
でも、歩み寄る気持ちをもって進んでいけば
100%へ近づけることはできる