時間の習慣「作業はマルチタスクでする」

概要
主にルーティンとされる仕事や
繰り返しするような仕事、
作業と言われるものに関しては、
同時並行で複数を進めて
トータルの処理時間を短くするということです。
なぜはじめたか
元々は、現在も続けている会社員での
仕事の仕方の基本なのですが、
わたしの場合、会社員では営業をしています。
どのように仕事を進めているかというと、
お客様と対応しながら、電話で作業しながら、
パソコン上では別の調べ物や検索、メールの返信をする…
といった具合に、タスクの量がかなり多いために、
そうせざるをえなかったというところがあります。
それが、そのまま日常や会社以外の仕事も行うというところへ
繋がったという感じです。
あまり大きな声では言えないのですが、
わたしの場合、会社員の仕事+不動産のことをしているので
どんな状態かということを少しお話すると、
営業で外出している時は、運転をしながら
左右の耳にイヤホンをつけています。
左側のイヤホンは、会社の携帯と繋げていて、
お客様から電話があった際に対応できるようにしています。
一方、右側のイヤホンは、個人の携帯と繋げていて、
不動産関係のやり取りがある際、
その対応ができるようにしています。
更に、助手席には会社のパソコンを広げていて
信号が止まっている時間に、すぐ返信ができるようにしているので、
移動をしながら、パソコンを広げ、携帯2台が繋がっている…
という状態で過ごしています。
これが良いか悪いかは少し難しいところなのですが、
実際、仕事中は、それぐらいのマルチタスクを行っているというのが現状です。
マルチタスクが苦手という方もいると思うのですが、
マルチタスクを行う時には
ポイントがあると思っています。
一番大事なポイントは、
マルチタスクができる仕事と出来ない仕事が
明確にあるということ。
私の中で、この分かれ目は、
「作業」なのか
「クリエイティブな創造性がいる仕事」なのか
という点です。
ある程度、やる内容が見えていて、
あとは実行するだけといった状態の
「作業」と言われるものは、
身体が覚えているからというのもありますが、
マルチタスク化しやすいと思っています。
しかも、作業というのは、細かく分解していくと、
ずっと止まることなく
やる仕事というものもありますが、
あるところで相手からの連絡が一度止まるとか、
何かの処理待ちで手が止まる…ということが
よくあると思っていて。
その止まっている時間に、また別の作業をする…というふうに
本当に同時並行で全部が動いているというより
色んな仕事が動いたり止まったりする。
その止まっているところに別の作業を入れて…というように
パズルをはめこんでいくようなイメージだと
考えています。
逆に、クリエイティブさがいるもの
企画をするとか、
何か商品を考えるとか…
こういった頭の中を回転させる内容というのは
考えること自体に集中するため、
マルチタスク化しづらいんじゃないかなと
思っています。
そのため、今日の表題にあるように
マルチタスク化するのは、
あくまでも「作業」というものに特化させることで、
トータルでかかる時間を圧縮することが
できるんじゃないかなと思い、実践しています。
効果
- 同じ効果が得られる仕事を短時間で終わらせることができる
- 自分の中で時間をかけるべき仕事(特にクリエイティブな創造的な仕事)に時間をかけることができる
- 仕事が早いと評価されればより大きな仕事を任されたり何か自分の次のステップへ繋がるような取り組みも行いやすくなる
作業はマルチタスクで早く終わらせる
クリエイティブな仕事は
時間をかけて、ゆっくりと作っていくことが基本