#29 自宅売却決定!

こんにちは、新築RC不動産女子です。
このブログでは、不動産投資初心者の方々に向けて、新築RC不動産さんから学んだ知識や実践をシェアし、私の経験を元に不動産の世界を30代の女性目線から分かりやすく解説していきます。
前回は、本契約時に行った“秘密の交渉”についてお話ししました。今回は、土地決済直前に自宅の売却が決まったエピソードについてお話しします。

何度かNoteの中でもお話ししてきましたが、私は1棟の不動産購入と並行して、持ち家の売却も進めていました。
価格を相場よりもかなり高めに設定していたため、数ヶ月の時間がかかりましたが、なんとタイミング良く……いや、悪く? 土地決済の直前に売却が決定しました。

売却が決まったこと自体は嬉しいことですが、銀行や不動産会社からは「決済が終わるまでは待ってください」との指示が。
急遽、銀行と何度もやり取りを重ね、売却の日程調整や住所変更、本店登記の変更などを一度にバタバタと進めることになりました。
忙しい時に限って、いろんなことが一度に起こるものですよね。でも、売却と購入がほぼ同時に発生するというのはなかなかない経験で、とても勉強になりました。
初めて購入した自宅
私がこの自宅を購入したのは31歳のとき。選んだのは港区のタワーマンション、1LDKのお部屋でした。
当時はポストに入るチラシやSUUMOなどの不動産サイトを欠かさずチェックし、相場感を養いながら、オープンルームにも積極的に足を運んでいました。
あるオープンルームで、不動産業者さんと出会い、相性が良さそうだと感じたので、「1ヶ月以内に必ず購入したいと思っているので、いくつか物件を紹介していただけますか?」とお願いしました。その結果、理想の物件に出会うことができました。
この物件は不動産業者の買取再販物件。最初にSUUMOで見つけた時は、リノベーション真っ只中のスケルトン状態。内見者としては私が一人目で、すべてが壊された状態での内見でした。

急いで内装の仕様書を取り寄せ、部屋のカラーや設備などを細かく確認し、完成形をイメージしながら購入を決意。
坪単価的には少し割高感があったものの、マンション内でフルリノベーション済みの部屋が少なかったこと、そして窓からレインボーブリッジが見えるという点に付加価値を感じました。
当時は1棟の不動産投資なんて全く考えておらず、「この家に長く住めたらいいな」という気持ちで購入しました。
売却を決意
しかし、1棟の不動産投資を勉強するうちに、自宅ローンがあると希望の金額での融資を受けにくいという現実を実感するようになりました。
住み始めて1年が経った頃、思い切って一般媒介で複数の不動産会社を通じて売却活動をスタート。ちょうどそのタイミングで物件価格がぐんと上昇しはじめていたため、強気の価格設定で売り出しました。
大手の不動産業者さんからは「この価格では絶対に売れない」と言われることもありましたが、私の長期的な売却プランに納得してくれる業者さんとだけ売却活動を進めました。
その結果、希望価格での売却が決定!
売買契約を結ぶ頃には、かつて愛着を持っていた自宅への気持ちよりも、
「早く次のステップに進んで、不動産投資を進めたい!」
という思いの方が強くなっていました。我ながら驚くほど、すっきりした気持ちで売却を決めることができました。
希望通りの条件で売却でき、購入者の方にも感謝の気持ちでいっぱいです。
自宅の売却を通して
自宅でも投資物件でも共通して言えることを改めて実感しました。
それは、ローン(借金)=その人の信用力 ということ。
「借金はない方がいい」と考えるよりも、「借金できることに感謝し、そのレバレッジを活用して資産を拡大する」方が、豊かな生活に繋がると感じています。
そして、この売却をきっかけに、新たなチャンスも見つかりました。実は……衝撃的な物件を購入することになるのですが、それはまた次回のお楽しみに!
次回は、「ついに着工!」 というタイトルでお話しします。お楽しみに!