新築RC不動産女子

#32 投資家として知っておきたい、賃貸管理のリアリティ 2

user

こんにちは、新築RC不動産女子です。

このブログでは、不動産投資初心者の方々に向けて、新築RC不動産さんから学んだ知識や実践をシェアし、私の経験を元に不動産の世界を30代の女性目線から分かりやすく解説していきます。

前回は、「賃貸借契約」について学んだことをシェアしました。今回はその続きとして、特に「入居付け」において私が学んだことをお話しします。

前の記事はこちら
#31 オーナーなら知っておきたい、賃貸管理のリアリティ
#31 オーナーなら知っておきたい、賃貸管理のリアリティ

入居付けを強くする3つの視点

入居付けを成功させるには、大きく分けて3つの視点からコントロールしていく必要があります。

  1. 反響度(=物件状況や募集条件による問合せ数)
  2. 成約率(=仲介会社さんの営業力)
  3. 単価(=仲介手数料やAD(広告料))

この3点がバランスよく機能すると、入居はスムーズに決まりやすくなります。
オーナーとして私たちがコントロールできるのは、主に「反響度」と「単価(AD)」の部分です。

第一印象で差をつける「反響度」の工夫

これはもう、デートと一緒です。
「第一印象がすべて!」 そう感じました。
内見に来ていただいた方に好印象を持ってもらうため、

  • 共用部とエントランスは丁寧に掃除
  • 金属部分はピカピカに磨いてある状態
  • 室内の匂いチェックも徹底
  • 排水口にはテープを貼って防臭対策
  • トイレや浴室には「清掃済み」の表示も設置

などなど…まさに、「内見は初デート!」 の気持ちです。
他には、デジタルステージングやモデルルームの導入も検討するのがいいかもしれません。
ちょっとした“ときめき要素”を入れるのは効果的だなと感じました。

募集条件で「入りやすさ」を演出

今回は、敷金・礼金は0円で設定しました。
ただし、敷金をいただかない分、退去時のルーム・エアコンクリーニング費用は契約書でしっかり明記。入居者さんの初期費用を抑えることができるうえ、オーナー側としても入居を促進することができます。

AD(広告料)については、その地域の相場感や物件のポジションをしっかり調査し、担当の方とよく相談して設定しました。
なんとなくで増額しても、費用対効果が薄いこともあるので、冷静に判断することが大切ですよね。

その他の工夫は本当に必要なときにだけ

今回は新築ということもあり実施しませんでしたが、万が一なかなか決まらない場合には、次のような工夫も検討に値すると思いました。

  • 仲介手数料の相談
  • フリーレント(家賃無料期間)の設定
  • 期間限定の家電プレゼント

「決まらない時にこそ、段階的に実行する」——この引き出しを持っておくことで、気持ちにゆとりが生まれます。

引渡し前に満室達成!

私の物件では、完成の2ヶ月前から募集をスタート。
おかげさまで、引渡しまでに満室にしていただくことができました✨

引渡しを安心して迎えることができ、時間的にもコスト的にも無駄がありません。一歩ずつ丁寧に準備してきたことが、結果に繋がったんだと思うと…本当にうれしいです。

次回は、成約率の見える化と、仲介の囲い込み問題について学んだことをシェアします。 お楽しみに!

次の記事はこちら
#33 投資家として知っておきたい、賃貸管理のリアリティ 3
#33 投資家として知っておきたい、賃貸管理のリアリティ 3

【テーマ】
ホンネと建前を使い分ける、審査部目線の事業計画の作り方

【日時】
 対面:6月21日(日)9:30〜11:30 @東京都23区
 Web:6月24日(火)20:00〜22:00 @Zoom

※LINE公式からお申し込みいただけます

プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

記事URLをコピーしました