不動産投資ひとくちQ&A

Q159:不動産投資と銀行 お金があれば銀行は不要?

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A:資産を「守りたい」状態の人は銀行をお金を借りずに不動産を購入することがあります。節税対策と呼ばれる不動産の買い方です。資産を「増やしたい」状態の人はお金を借りてレバレッジを効かせた方が増やす速度は上がります


一般的回答

銀行が不要になる場合

  1. リスクの完全なコントロール:
    • 自己資金のみで投資を行う場合、借入れに伴う利息費用や返済スケジュールの制約がないため、投資の自由度が高まります。この自由度は、投資家がリスクを完全にコントロールしたい場合に望ましい状態です。
  2. 投資回収の単純化:
    • 融資を受けずに投資を行うことで、投資からの収益が全て自分のものになり、利益分配を心配する必要がありません。また、収益の計算や管理が単純化されます。
  3. 短期的な投資やフリップ:
    • 短期間で物件を購入し、改善後に迅速に売却する「フリップ」戦略を取る場合、速やかに資金を回収できるため、銀行融資を利用する必要が少ない場合があります。

銀行が必要な場合

  1. レバレッジを用いた収益の最大化:
    • 銀行からの融資を利用することで、自己資金以上の大きな投資が可能となり、レバレッジ効果により高い収益を得ることができます。大規模なプロジェクトや複数のプロパティの取得には特に有効です。
  2. キャッシュフローの管理:
    • 資金が豊富であっても、すべての資金を一つの投資に組み入れると、他の機会を逃す可能性があります。銀行融資を利用することで、流動性を保持し、他の投資機会にも対応できます。
  3. 税務上の利点:
    • 銀行融資を利用することで、支払った利息を経費として計上することができ、税負担を軽減できます。
  4. 専門的なアドバイスとネットワーク:
    • 銀行は不動産市場に精通しており、投資家に対して有益なアドバイスや市場情報を提供することができます。また、銀行のネットワークを通じて新たなビジネスチャンスに接することもあります。

世の中にはお金が多すぎて困っている人がいる

どんな資産家も3代あればで資産を全て失う
なんて言いますが
その原因のひとつが相続税です

大雑把に言いうと
何も対策をせずに何億ものお金を持っていると
相続したときに半分が相続税として
支払わなければいけなくなります

相続税には色々な対策がありますが
その中に「お金を不動産に変える」という方法があります

そういう人からすれば金融機関から融資を引くと
自分のお金を不動産に変えられないので
節税対策にならなくなってしますので
意味が無いという話になります

わたし自身の増やしたい資産形成の金額を決める

一方で、資産を拡大したいときには
融資でレバレッジを効かせた方が
拡大のスピードは速まりますので金融機関は必須です。
ただ、一度冷静に考えたいのは
資産を拡大するって
どこまで拡大するの?
って話です

ここを誤ると
資産拡大そのものが目的になって
ゴールの無い道に進むことになると思います

最終的にはその人の価値観次第ですが
わたしはそれでは
幸せになれないんじゃないのかなーと

10億なのか
30億なのか
100億なのか

どこまで増やすか?
なぜその金額なのか?
そのお金で何をしたいのか?
いつまでにしたいのか?

飾らないわたし自身の言葉で
その根拠と理由を作れば
自然とどこまで金融機関と連携する必要があるのか

判明すると思います

どれだけのお金があればお金がたくさんって言えますか?

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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