Q195:不動産投資と契約・引渡し 断る勇気

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一般的回答
断る勇気が必要な状況
- 過大評価された物件: 物件が市場価値以上に高価である場合、適正な価格に修正されない限り、投資効率が低下します。
- リスクが高すぎる取引: 地政学的リスク、法的問題、または経済的不安定性がある地域の物件など、リスクが収益を上回る可能性がある投資。
- キャッシュフローが負の物件: 運営コストや修繕費用が収益を上回り、維持が困難な物件。
- 合意に至らない条件: 売買契約の交渉で、自分の設定した基準や条件に合わない場合。
断る勇気の重要性
- 資金の保護: 不適切な投資から手を引くことで、資金を保護し、より良い機会への再投資が可能となります。
- 損失の最小化: 損失を未然に防ぐことで、投資ポートフォリオの健全性を維持し、長期的な成長と収益性を確保します。
- 心理的な安定: 無理な取引を避けることで、精神的なストレスや不安を減らし、冷静な判断を維持できます。
実践方法
- 明確な投資基準の設定: 自身の投資戦略に基づいて、明確な基準と目標を設定します。
- 継続的な市場調査: 常に最新の市場情報を把握し、投資判断に活かします。
- 専門家との協力: 法律家、経済アナリスト、不動産専門家からの意見を参考に、総合的な判断を行います。
新築RC不動産の考え方
A:もし1%でも気になるところ、もやもやするところがあれば、契約当日だろうが需要事項説明後だろう、印をする前に断ることが大切です。まだ契約、引き渡しについての具体的な内容をお伝えする前ですが、絶対に先に抑えておくべき内容だと思っています。
何度もお伝えしますが、不動産の売買契約書は法的に効力を発揮する書面になります。なので、印を押してサインを終えた後に(やっぱりここ変えたいですー)なんて言っても相手が合意しなければ変えることはできません。
不動産の勉強を始め
あれこれ業者を巡り
銀行融資を粘り強く続け
買付を何度も申し込んで
何度も何度も上手くいかなくて
何度も何度も失敗して
何度も何度も相手にされなくて
何度も何度もあと一歩が届かず
ようやく契約の日、、、
感慨深さも尋常では無いと思います
もうすぐ形になる
結果がでる
そう思うと勢いのまま
印を押したくなる気持ちも
よくわかります
ここにきて今更契約を反故にするなんて
心理的な反発も尋常ではありません
でも思い出してほしいのです
なぜ不動産投資をするのか?
なんのために不動産投資を始めたのか?
不動産投資をすることが目的では無いはずです
資産形成を成し遂げる
その目的のために
1mmでも気になるところ
違和感を感じるところ
があれば必ず確認しましょう
口約束で終わっていること
必ず契約書か覚書に盛り込まれているか
確認しましょう
もし想定と違うことがあれば
思った結果にならないことがわかったら
交渉するか
辞めるか
選択肢は2つで
そのまま勢いでサインする
これだけは絶対にダメです
心は情熱的に頭は冷静に
勢いでサインは絶対にダメ
プロフィール