一般的回答
不動産投資で関わる主な「8つの税金」
購入時にかかる税金(取得フェーズ)
- 登録免許税
不動産の所有権を移転する際にかかる税金。登記費用の一部として課税されます。
(例:所有権移転登記の場合は土地・建物それぞれに固定資産税評価額×税率)
- 不動産取得税
不動産を購入した際に都道府県に納める税金。取得から半年~1年後に通知が届きます。
(原則:固定資産税評価額×4% → 特例により3%になることも)
保有中にかかる税金(保有フェーズ)
- 固定資産税
毎年1月1日時点の所有者に課される、市町村へ納付する税金。土地と建物に対して課税。
(標準税率:1.4%、住宅用地の特例あり)
- 都市計画税
市街化区域内にある不動産に対してかかる税金。固定資産税と一緒に請求されます。
(標準税率:0.3%)
運用時にかかる税金(賃貸収入・収益フェーズ)
- 所得税
不動産収入から経費を差し引いた所得に対して課税。所得が多いほど累進課税で高税率に。
(税率:5%〜45%)
- 住民税
所得税の計算後に発生する、自治体に納める税金。
(原則:一律10%、都道府県民税4%+市区町村民税6%)
売却時にかかる税金(売却フェーズ)
- 7. 譲渡所得税(+住民税)
不動産の売却益に対して課税。保有期間により税率が変わります。
- 8.消費税(建物部分にのみ課税)
売買金額のうち、建物部分にのみ消費税がかかります。個人が売る場合は非課税ですが、法人が売主の場合は課税対象になることがあります。
(税率:10%)
一覧表でまとめ:不動産投資と8つの税金
新築RC不動産の考え方
A:契約-出口まで不動産投資には大きく8つの税金がかかります。今日はその名称と金額感、おおよその課税されるタイミングをお伝えします。
1,契約
印紙税:3万円
消費税:建物代金にのみかかる 還付される可能性あり
2,借入
印紙税:6万円(不動産の額によって変動)
3,登記
登録免許税:不動産価格の20/1000
4,取得後
不動産取得税 : 固定資産税評価額の3~4%
5,保有中
固定資産税
都市計画税
所得税
住民税・事業税
*毎年日払う税金 金額は個々の事情によって決定
6,出口
相続税:個々の事情によって決定
売却時税率
法人 23~37%
個人(所有5年以内) 39.63%
個人(所有5年以上) 20.315%
不動産投資には色々な税金が関わります
その中でもコントロールできるものと
できないものを見極めることが大切
プロフィール

東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。