一般的回答
所得税の基本
所得税は、不動産から得た賃料収入などの利益に課される国税です。
課税の対象は、家賃収入から管理費・修繕費・減価償却費・ローン利息などの必要経費を差し引いた「不動産所得」です。
不動産投資では、適切な経費計上や申告方法を工夫することで課税所得を下げる=節税する余地が大きい税金です。
所得税の仕組み
課税対象額
不動産所得 = 年間家賃収入 - 必要経費
税率(累進課税)
所得税は累進課税で、所得が多いほど税率が高くなります。
申告時期
- 確定申告:毎年2月16日〜3月15日
- 青色申告を選べば最大65万円の特別控除が使える
所得税をコントロールする具体的手法
- 経費計上の徹底
- 管理委託費、共用部光熱費、修繕費、広告費、減価償却費、ローン利息など。
- 家賃収入と直接関連する費用はすべて経費化し、課税所得を下げる。
- 減価償却の活用
- RC造は耐用年数47年、木造は22年など。
- 減価償却を適正に計上することで、実際のキャッシュフローを保ったまま所得を圧縮可能。
- 青色申告の特典
- 最大65万円の特別控除
- 赤字を3年間繰り越して、将来の黒字と相殺(損益通算)可能。
- 法人化による所得分散
- 個人の累進課税(最大45%)と比べて法人税は原則23.2%程度。
- 法人に不動産を持たせることで、所得分散や経費範囲の拡大が可能。
- 家族への給与支払い
- 青色申告専従者給与として、家族へ支払った給与を経費にできる。
- 給与として分散することで、個人の課税所得を下げられる。
注意点
- 経費にできる範囲を超えた架空計上は「脱税」とみなされ、重加算税や罰金のリスク。
- 所得税対策は年内の支出と申告が基本。翌年以降では反映されない。
- 高額所得者は「住民税」「事業税」も同時に増えるため、総合的な税負担を見て戦略を立てる必要がある。
まとめ
不動産投資における所得税は、
といった正しい手法を活用すれば、大きくコントロールできる税金です。
「課税所得を減らす=納税額を減らす」というシンプルな構造だからこそ、
早めの計画と税理士との連携が成功の鍵となります。
新築RC不動産の考え方
A:不動産賃貸業から得られる家賃(売上)から経費を引いた所得に対してかかってくる税金が所得税です
不動産賃貸業における売上
家賃
共益費
更新料
礼金
敷金(退去時に返却しない場合)
不動産賃貸業における経費
減価償却(建物のみ)
固定資産税、都市計画税
事業税
管理費
修繕費
修繕積立金
広告宣伝費
仲介手数料
税理士報酬
司法書士報酬
金利
火災保険料
よくある間違い
元本返済
借りたお金を返しているので費用にはなりません
所得税
税金でも所得税は費用に入れられません
土地
土地は劣化しないので
減価償却と言う概念がありません
プロフィール

東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。