不動産投資ひとくちQ&A

Q265:不動産投資と出口戦略 王道の売却タイミング 10年目

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一般的回答

なぜ10年目が王道になるのか?

■ 長期譲渡の税率が前提になる

5年を超えているため、税率はすでに長期譲渡。
税務面での不利がなく、純粋に「いくらで売るか」だけに集中できる状態になります。

■ 家賃・運営実績が“完成形”になる

10年分の稼働率、家賃推移、修繕履歴が揃うことで、
買い手から見て「将来が読みやすい物件」になります。
これは価格交渉において非常に強い材料です。

■ 建物と土地の評価バランスが良い

10年目になると建物価値はある程度落ち着き、
評価の軸が土地・立地・収益力にシフトします。
23区RCなど土地値が強い物件は、ここで真価を発揮します。

■ 再開発・街の成熟が反映されやすい

10年という時間は、街の評価が変わるには十分な期間です。
再開発・人口動態・ブランド化など、立地の成長が価格に反映されやすくなるのがこのタイミングです。

10年目売却に向いているケース

■ 長期保有を前提に法人で運用している

税率をコントロールしながら、
キャッシュフローと売却益の両立を狙える形です。

■ 立地・土地値が強い物件

建物よりも土地が評価されるため、
築年数の影響を受けにくくなります。

■ 次の大型投資への資金を作りたい

10年分の運用+売却益をまとめて使えるため、
一段上の規模に進むための“ジャンプ台”になります。

10年目までに意識すべき準備

■ 修繕・管理の履歴を整える

長期保有ほど、管理の質が価格に直結します。

■ 借換え・返済戦略の見直し

10年目までに返済比率を整えておくと、
売却時の見え方が大きく良くなります。

■ 次の出口(買い替え)を同時に設計する

10年目売却は「終わり」ではなく「次の始まり」です。

10年目の売却は、税務・運営・立地のすべてが熟した状態で迎える出口戦略です。
短期的な回転ではなく、

事業として積み上げてきた価値を最大限に回収するタイミング。
5年目が“効率の王道”だとすれば、10年目は“完成形の王道”。
この選択肢を持てるかどうかで、

投資家としてのステージは大きく変わっていきます。

新築RC不動産の考え方

A:色々ととりとめのない話が多い出口戦略。ここでは新築の物件を建てたケースを想定して王道の売却タイミングをお伝えしていきます。


10年目 大きな出費が出る前に売却

建物は必ず劣化しどこかで修繕する必要がでてきます。エアコンや給湯器の交換など設備的な故障は10年程度と言われていますが。ここで言う大きな出費とは新築から10~15年のどこかで発生する大規模修繕のことを指します

不動産投資とは
資産を増やすために、家やアパート、ビルなどの建物を購入し、賃貸や売却によって利益を得ることです。不動産投資を行う際には、物件の維持管理が重要な要素となります。

大規模修繕とは、建物の寿命を延ばすために定期的に行う、大がかりな修理や改修のことです。例えば、外壁の塗装、屋根の修理、給排水管の交換、エレベーターの更新などが含まれます。

このような大規模修繕は、建物の価値を維持・向上させ、入居者にとっても快適な住環境を提供するために重要です。投資家としては、大規模修繕の費用を事前に計画し、修繕積立金などの形で貯金しておくことが望ましいです。これにより、突発的な費用負担を避け、安定した運用が可能になります。

大規模修繕の概略

大規模修繕の金額の目安や基準は、物件の種類、規模、建築年数、建物の材質、地域など様々な要素によって異なります。ただし、以下のようなポイントを考慮することで、大まかな金額の目安を把握することができます。修繕積立金の算出: 建物の総延べ床面積に対して、1平方メートルあたりの修繕単価を掛けることで、大まかな修繕積立金の目安を算出できます。修繕単価は、物件の種類や地域によって異なりますが、一般的には、木造住宅で2,000~3,000円、鉄筋コンクリート造のマンションで4,000~6,000円程度とされています。
建物の寿命を考慮: 建物の寿命は、木造住宅で約30年、鉄筋コンクリート造のマンションで約40~60年程度とされています。この期間を考慮して、大規模修繕の時期や頻度を見積もることができます。
修繕計画の策定: 専門家に依頼して、建物の状況や劣化度合いを調査し、修繕計画を策定することが重要です。これにより、具体的な修繕箇所や費用、時期などを明確にすることができます。

大規模修繕の金額の目安や基準はあくまで参考値であり、実際の費用は個々の物件の状況によって変動します。投資物件を所有する際には、適切な修繕計画を立てることで、資産価値の維持や入居者満足度の向上に繋がります。

大規模修繕の金額感

もちろん大規模修繕といっても
全て修繕する場合もあれば
一部だけの場合や
敢えてせずに売却価格を落とすなど
選択肢は多岐にわたります

大規模修繕すれば高く売りやすい
お金をかけるだけのキャピタルがでるかがポイント

【テーマ】
超!土地の選定眼 最高の物件にする土地の見極め方

【日時】
 2月19日(木)20:00〜22:00

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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