不動産投資ひとくちQ&A

Q270:不動産投資と出口戦略 王道の売却タイミング 空室→更地

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A:色々ととりとめのない話が多い出口戦略。ここでは新築の物件を建てたケースを想定して王道の売却タイミングをお伝えしていきます。


建物はいづれ朽ちる

法定耐用年数や融資期間はあるにせよ、事実
建物はどれだけ修繕しても徐々に劣化していきます。
劣化すると満室にするためには
工夫するか、賃料を下げる
どちらかしか選択肢が無いように見えますが
いっそ、建物を潰して土地に戻して売却すると言う考え方があります

解体費用

不動産は建てるのにもお金がかかりますが
解体するのにもお金がかかります
そしてその費用は
立てるとき同様
木造<重量鉄骨<RCと高くなっていきます

一般に
木造は4万/坪
重鉄で4.5万/坪
RCだと6万/坪

それぞれこの単価と建物の面積の掛け算が必要です

解体する出口を考える場合は
売却時に残債より高く売り
その利益で解体ができるような金額帯を
予め想定しておくことが必要となります

あと、更地にする場合に注意が必要なのが
入居者さんへの退去の交渉です
当たり前ですが
全ての部屋が空室ならないと解体ができません
なので更地を計画した段階で
現状の入居者さんと
その方々に気持ちよく退去して頂くコミュニケーションが
必要になるわけです

更地になる物件があるから
次の新築物件を生むことができる

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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