Q61:不動産投資ってどれくらい儲かるんですか?①インカムゲイン

A:わたしの場合はだいたい不動産価格の2%くらいが利益です。インカムゲインとは資産(今回の場合は不動産)を保有することで得られる利益のことですが、人によって利益率にはかなりの差があります。ポイントは「融資、利回り」
■融資
そもそも融資を受けていない人、いわゆる資産家だったり 土地は持っていて建物分しか融資を受けない地主さんは融資による返済が無かったり少なかったりするので利益率は高くなります。
■利回り
当然高いほうが不動産価格に対する家賃収入の割合が高くなりますので利益は高くなります
わたしの2%という利益率はおそらく不動産(レジデンス)投資界隈の中では最低レベルの低さだと思います。1億円の不動産を購入して毎年の利益は200万。まぁだいたいこんな感じです。なんでこんなにも利益率が低いのか?それは日本で一番利回り(=土地が高い)が低い23区で一番利回りが低いRCという構造(=材料が高い)で不動産を建てているからです。じゃぁなんでわざわざそんなにも高くて利益率が引くい不動産ばかり買うのでしょうか?
それはまた次回
23区新築RCは儲からない??
想定される最大のインカムゲインはそうかもしれません😊
アップデート情報 2023年12月
インカムゲインとは、不動産から得られる定期的な収入のことで、一言で言えば毎月の賃貸収入です。不動産を購入し、それを賃貸に出すことで、毎月または年間で安定した収入を得ることができます。この収益性は、物件の種類、位置、賃貸市場の状況、管理の質などによって大きく変わります。
不動産投資の儲けの大きさを決定する要因としては、以下のポイントが重要です:
- 賃料の水準:物件の場所や条件に応じた適正な賃料設定が重要です。市場価格よりも高く設定しすぎると、入居者が見つからないリスクがあります。
- 空室率:投資物件の稼働率を高く保つことが収益性を維持する鍵です。高い空室率は収入を減少させ、投資の利回りを下げます。
- 運営コスト:物件の維持管理費用、修繕費、管理会社への支払いなど、運営コストは収益から差し引かれるため、これらのコストを適切に管理することが重要です。
- 融資の利用:適切に活用した融資は、レバレッジ効果により収益を増やすことができますが、過度の借入はリスクを高めます。
具体的な儲かり具合は、これらの要素によって大きく異なります。例えば、23区での平均的な賃貸物件の場合、年間の純収益率(賃料収入から運営コストを差し引いた後の利益)は、2%程度が一般的ですが、コロナ以降のコストアップで2022年以降は2%でも厳しくなっているのが実情です。
今後のシナリオとしていよいよ、東京の不動産もインカムは無く、キャピタルゲインに主軸を置いた投資になるケースも現実味を帯びてきました。
完全に富裕層、資産家しか立ち入れない投資になる前に、準備をしておくことが大事だと感じています
結論
インカムとキャピタルが取れるのが理想。でも未来はインカムが減ってしまうかも