0〜1棟目

【0〜1棟目 #142】物件と銀行先にどっちを先に決めれば良いですか?買付と不動産購入の流れ

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本編ではいよいよ1棟目の不動産に向けて
買い付け申込書を入れるまでになりました
(ここまでに148話、、長くなりました)

今日は少し本編から外れて
不動産投資をまだやったことがない方向けに
買付けと実際に不動産購入する流れについて
お伝えしたいと思います

当然ですが不動産と言うのは
人生において
かなり金額の大きい買い物のひとつだと思います

「買う」と言う意味では
金額が大きかろうが小さかろうが
お金を払って自分のものにする
という意味では他の買い物と同じです

ただ他の買い物と大きく違うのは
ほとんどの人にとって自分の持っている現金では足りません

なので買いたいと思っても
実際に買えるかどうかは別問題なのです

言い方を変えると
通常、買いたいと思える不動産に出会ったら
金融機関に相談して融資を受けて
借金をして購入すると言うことになります

ただし金融機関に借り入れ申し込みをしても
2〜3日で結果が出る事はまぁありません

でもその間に他の人に不動産を買われてしまうのは嫌ですよね

そこで生まれたのが買付申込書と言う概念なのです

正確には買付申込みは法的な拘束力はありません

でも口約束だけで買いたいんです
と言っても意味もありませんので

買い付け申込書と言う書面にを提出して
それと同時に手付金を相手に振り込むことによって
物件を仮押さえしてしまうと言うものです

画像2

↑お花茶屋の物件の買付申込書

フォーマットは様々ですが
どこの不動産をいくらで買いたいのか
そしていつまでに判断するのか
と言うのを書いてあるのがポイントです。

先にお金を支払うことで売主さんにも
力を持ってこの件を他の方に渡さないでください
と言う強いメッセージが伝わります

この買い付けを出す順番と言うのが早い順に
1番手
2番手
3番手と
交渉権を得るようなイメージになります

ところが買付申込みをして
実際に融資を得るために金融機関に行ったとしても
ほとんどの金融機関は
まともに相手してくれないことの方が多いです

金融機関としてはきちんと売買契約を結んでいる
その契約書を持って初めて
この人は本当に不動産を買うんだと言う意思を
見てくれることの方が多いのです

なので買付けで交渉権を得たら
本当に取りに行きたい物件の場合はその後に
不動産の売買契約も進めることになります

ただしこの売買契約を結ぶ際には
必ず設定しないといけない重要なポイントがあって
それがローン特約と言うものになります

ローン特約と言うのは
いついつまでと言う期限を設定するものなのですが
その期日までに希望している融資の条件が得られなかった場合は
この契約を白紙撤回しますと言う約束事になります

もしローン特約無しで
銀行の融資が取れなかった場合は
売買契約書通りの不動産を買わないといけなくなります
お金が無くて買えません は
契約違反になってしまいます

金融機関も必ず貸してくれるかどうかなんて
わかりませんのでこのローン特約が命綱になるわけです

ローン特約期限内に希望する融資が引ければ
無事契約完了と言うことで
金融機関から売主にお金が振り込まれ売買が成立します

言い出したらもっと細かいところが
たくさんあるんですが不動産の購入と言うのは大枠こんな感じ

物件を探し
買い付け申込書を入れて
売買契約をローン特約付で締結
ローン特約期間中に融資を引いて
融資条件が合えば売買成立

なのでよく不動産投資を始める方からの質問に
物件が先か銀行が先かどっちからやればいいですか
と聞かれるのですが
答えは両方とも進めるとなります

正確には物件と金融機関をいったり来たりしながら
今の自分が買える一番良い条件の不動産が何かを見極める

これが重要だと思います

次の記事はこちら
【0〜1棟目 #143】現金が最強説
【0〜1棟目 #143】現金が最強説

「1棟目の不動産を買うまであと1.0カ月」

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新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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