【0〜1棟目 #180】わたしの不動産投資 1棟目で詰んだかも、、、永久に減らない毎年100万の借金

「道なき道を切り開くのは凄いことだ」
と人は言いますが
「逆に先に何があるかわからないからこそ
恐れずに前に進むことができる」
そんな側面もあると思うのです
「この条件では建てられません」
気まずい空気が部屋いっぱいに充満します。
既に金融機関から融資は降りています。
なんなら降りているどころか
土地は購入してしまっています。
今更、キャンセルなんて当然できるわけもありません
今目の前にいる設計・工事御者さんが
工事を請け負ってくれないとなると
何が起こるのでしょうか?
他の業者さんを探さなければいけません。
ただ、既製品のアパートでは無いので
どの業者さんでも作れるわけではありません。
設計御者さんは決められた土地の中で
どのような建物が建てられるのか
大きさ
形
デザイン
人が住みたいと思える最良の建物を創造すること
そのものに価値があるので
他の設計業者さんにお願いしても
同じ形にはできません。
しかもこれから設計を開始するとしても
どれだけ時間がかかるかわかりません
いつできあがるのか?
どんな建物になるのか?
どれだけのお金がかかるのか?
全ての予定が狂ってしまう
でも借りれるお金は決まっています。
なんなら既に借金の返済は始まっているのです
これも後になって知ったのですが
融資の元本の返済は
全てのお金の実行が終わってから始まるのですが
金利分の支払いだけは
土地の実行後に始まります。
つまり今回の場合
土地を買った5000万分の金利
毎年約100万のお金を支払続ける契約になっています。
スムーズに建てたとしても完成まで1年はかかります
既に立っている不動産では
こんなリスクは考える必要はありません
決済が終われば次の日から家賃収入が発生します。
新築不動産の場合そもそも予定通り建つ保証が無い
なのに
金利の支払いは完成する前から始める
3日間のセミナーでもこんな事態は教わっていませんでした
資産形成で始めたはずの不動産なのに
毎年100万の支払、、、
とんだ負債です
今日の契約は完成しませんでした。
お金の割振りについては一度仲介業者さんのほうで
対応を協議するとのこと。
何度か通った道
新橋駅へ向かいます
毎回毎回色々な心境になりながら
この道を歩いてきましたが
わたしは正直事態の深刻さすら呑み込めず
ただ茫然と歩いていました。

「1棟目の不動産完成まであと13カ月」
「2棟目の不動産を買うまであと??カ月」