【1〜2棟目 #77】2000万貸してください

2棟の不動産購入のためにお義母さんに相談することにしました

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次の日
今日は仕事を終えたら真っすぐ家に帰って
そしたらお義母さんにしようと決めました。
でも少し油断すると弱いわたしが
耳元で囁きます
弱いわたし
「夜に電話するって
最短で家に帰っても22時でしょ?
2000万貸してくれなんて相談
そんな時間にするの?」
「非常識じゃない??」
わたし
「確かに、、じゃあ昼間??」
弱いわたし
「でも昼間は仕事で忙しいしねー」
「電話つながらないかもよ」
わたし
「じゃぁ朝、、、??」
弱いわたし
「朝っぱらからお金の話ー??」
「そんなの無い無い!」
結局やらない口実と
先延ばしをしようとしているだけです
弱いわたしの話は聞かないことにしました。
そして退路を断つために
事前にLINEだけ入れました
「夜、相談したいことがあるので、電話しても良いですか??」
お義母さんからの返事は一言
「はい。わかりました」
ただそれだけでした
普段の言葉遣いの柔らかさとは対照的に
文章は丁寧な言葉遣いな
傾向のあるお義母さんですが
今日の返信は
なんだか、他人行儀な
冷たいような印象を抱いたのは
きっと、わたしの気持ちの問題だと思いました
・
・
・
夜、家につくと、直ぐに着替えて
いつもならそのままお風呂にはいるのですが
今日は入らずに、いつもの机に座ります
ピッ、telll、、、、、telll
お義母さん
「はいー、お疲れ様。
相変わらずお仕事遅くまでご苦労さんやね」
夜遅くの電話にも関わらず
わたしを労ってくださいます
わたし
「すいません、いつも突然の連絡ばかりで、、」
お義母さん
「いいえーっ、でどうしたの?相談って??」
背中がカッと熱くなる気がしました
わたし
「実は、以前お話した不動産
2棟目の融資が出そうなところまできているのですが、」
お義母さん
「あら~っ、2棟目?
あっという間にすごいわねーーっ」
少し天然なところのあるお義母さんは
無邪気に讃えて言います
わたし
「実は、2棟目の融資を取る条件に
預金を入れて、現金を持っていることを
証明するようにと言われているんです」
お義母さん
「どれだけ必要なの??」
わたし
「・・・・2000万です」

「2棟目の不動産を買うまであと0.8カ月」