【2〜3棟目 #09】あと金利0.25%なんとかなりませんか??

ローン特約付きの契約を解除しに行ったところ
契約進めないと訴えると言われてしまいました
かと言って、このまま承諾するわけにもいきません
そこで、、、

↑前回のお話
わたし
「一本電話しても良いですか??」
施工業者さん
「構いませんが、、、」
どこに電話するんだ?
と言わんばかりの様子です
わたし
「銀行にかけます」
「今日、この集まりがあることは事前に
相談済みです」
「電話に出てもらえるようにお願いしていました」
施工業者さん3名
仲介業者さん2名に囲まれた状況です
机の上にスマホを出しました
スピーカーをONにして電話します
telll telll
銀行融資担当者さん
「はい、Kでございます、、、」
夜20時近いにも関わらず
本当に電話に出てくれました
わたし
「夜分すいません」
「事前に報告した通りの状況なのですが」
「業者さんと今、打ち合わせをしていまして」
「念のため確認なのですが
今回の融資の金利は1.75%で間違いないですか??」
融資担当さん
「はい、仰る通りです」
周りの5人は一言も話さず
スピーカから聞こえる
融資担当さんの話を聞きます
わたし
「あと0.25%下げて頂きたいのですが
何か交換条件の余地はありませんか??」
わたしとしては何としても
希望の融資状況を引き出そうと
周りの5人にもアピールするつもりで
問いかけます
融資担当さん
「、、、、、」
わたし
「現状のままだと条件が合わなくて
取り組めない状況です」
「あともう少しのところまできているのですが、、、」
融資担当さん
「、、できないです」
「正直金利2%を切っている段階で
うちとして破格の金利対応です」
「これ以上は相談の余地がありません」
わたし
「それは後、0.25%の金利の差で
案件が無くなってもやむを得ない?」
融資担当さん
「支店としてはやりたい案件ですが
できないものはできないです」
わたし
「そうですか、、、
すいません遅い時間に」
「参考になりました」
「ありがとうございます」
カチャリ、、、
6人の大人が一つの机を囲んでいます
真ん中にはわたしの携帯が置かれています
通話が終わりましたが
誰も話そうとしません
わたし
「、、、、銀行がこれ以上対応できないなら」
「今の条件では取り組むことはできません」
「仮に訴えられることがあろうとも
「負債になってしまう不動産を買うわけにはいきません」
わたしはどんな結果になろうとも
今の状況ではこの不動産を契約することは無いと
心に決めました
施工業者さんは目をギュッと閉じたまま
顔上げていました
まるで天に向かって祈っているようでした

「3棟目の不動産を買うまであと?カ月」