0から6棟目までにしたこと

【3〜4棟目 #25】社長の顔も厳しくなる、2つめの課題

blog

社長の話を伺って、南千住の土地は
手放さないといけないかな、というふうに感じていました。

話は2つめの課題に続きます。

前回の記事はこちら
【3〜4棟目 #24】1つめの課題
【3〜4棟目 #24】1つめの課題

↑前回のお話


ということで

N社長は更に切り出しました。

N社長
「すいません。
今回お呼びたてしたのは
更に、もう1この方が更に大きくて
、、、」

社長の顔が
もう一段階厳しくなるのが
分かりました。

わたし
「はい、何でしょう?」

社長に改めて問いかけます。

N社長
「実は、、」
そういって社長が始めました。

N社長
「頂いている、
属性情報、会社員としての経歴をもってすれば
不動産を買っていくことは
問題ないと
思っているのですが

実は、ここ最近、
今回も南千住を含めて進めていく中で
共通して引っかかっている
項目があります。」

わたし
「一体何のことでしょうか?」
わたしは聞きました。

N社長
「それが、住所です。」

わたし
「住所!!」

わたしの当時の住所は
東京都にはありませんでした。

仕事の都合上
関東圏に住んで、
関東圏の仕事場に所属していたので

当たり前ですが、
その近くに家を借りて
そこをそのまま住所としています。

その住所を持って
金融機関にあたってもらっていた
というわけなんですが、
それがどうやら問題のようです。

わたし
「関東近郊だとまずいという事でしょうか」

N社長
「おっしゃる通りです。
ご存じの通り、
金融機関をあたるために、
いろんな所に連絡をしています。

理想形はもちろん
メガバンクとか、地方銀行とか
そういうところで融資できれば、
まず問題ないと
思っているのですが、

なんとか土地から
フルローンを引く、
良い条件を引こうと思った時
メガバンクや地方銀行ではない
いわゆる
信用金庫とか信用組合の方も
手を伸ばすべきなんじゃないか
というふうに
わたしは思っています。

ところが信用金庫、信用組合になってくると、
どうしても
融資が貸し出せるエリアというのが
メガバンクや地方銀行に比べて
極端に狭くなってくる
そういう印象があります。

例えば、
信金レベルで言うと、
1つの都府県であったり
県であっても限られた地域じゃないと
困るというのもありますし

信用組合になると、
更にその支店がある市内にないとダメとか
もっとエリアが狭い
そんな印象です

そうなってくると
仮に属性がどれだけ良かったとしても
住所が東京を超えている段階で
話が土台にのらないってケースが
増えてきました。

正直、
今狙うとしたら
地方銀行じゃないかな
と思っているんですが

地方銀行といえども
やはり、
東京以外の地方銀行も狙っていきたいと
思っているなかで
なかなか東京にそもそも住んでいない
という段階で
選択肢が限られてしまっている
というのが実情です。

狙う不動産が
東京都内
特に23区なのであれば
やはり融資を沢山受ける
という意味でも
ご住所も23区以内に持っていただきたい
っていうのが本音なんですが、、、

なかなか住所を変えて下さい。
というわけにもいかず、、、」

わたし
「なるほど、N社長が言いたいことは
良く分かります。

今の金融機関の考え方をいえば
23区で不動産をやるのであれば

特に実例が少なかった
土地から建てる取り組みをするのであれば

金融機関としても、
少なくとも
同じ23区に
住んでいる状態の方が
間口として広いのは理解できます」

さて、どうしたものか。

現状の会社員の仕事を
まだ辞めるわけにはいきません。

当然そこの会社にも通っています。
なのに住所は変えろと、
そんな話です。

どうしたものか。
頭を抱えてしまいました。

そうこうしているうちに
また、
土地の情報が流れてきますが

一体どうすればいいのか
しばらく考え込む日が続きました。

次の記事はこちら
【3〜4棟目 #26】銀行はマッチングアプリ
【3〜4棟目 #26】銀行はマッチングアプリ

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

※LINE公式からお申し込みいただけます

プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

記事URLをコピーしました