【3〜4棟目 #04】仲介業者は1階には無い

2回目の仲介業者ネットワーク崩壊を経験して、新規の業者開拓から始めています。ひょんなことから紹介頂いた新橋の業者に連絡します

↑前回のお話
とある土曜日
新橋駅に降りました
列車が飾られた広場に降り立ちます。
新橋で降りるのは1棟目を紹介してくれた
仲介業者さんのところへ面談へ行くとき以来です
あの時も、結局一棟を買ったところで
担当者が辞めちゃって
その後、社長も逮捕されて
会社ごと倒産しちゃいました


それ以来行く機会が無かった、新橋
今回の面談はどうなるのでしょうか??
「不動産屋さん」というと
一般的にどんな絵をイメージするでしょうか?
きっと駅前にあるビルの1階に入っている
アパマンショップさん
エイブルさん
ミニミニさん
のような客付け業者さんを思い浮かぶ人も
多いと思います
ですが、仲介業者さんと呼ばれる
不動産投資家にとって一番
接触する不動産屋さんは仲介業者さんです
で仲介業者さんは
だいたいビルの2階以上の
目立たないところに
事務所を構えていることが多くて
まぁ、飛び込みでお客さんがくることなんて
まず無いのでわざわざ賃料の高い1階に
店を構える必要が無いってことだと思います
今回の業者さんもそうでした
ビルの1階について
テナントの一覧を眺めます
。。。。おっ、ありました
やはり3階です。
薄暗い廊下の先に
無機質ドアがあります。
これまでも何回も
仲介業者さん巡りはしてきましたが
このなんとも言えない不気味さは
何階見ても慣れません
一回深呼吸して
ドアを開けると
男性が一人
だだっ広いワンルームに座っていて
目が合います
(、、怖っ!!)
大きな体に、はっきりした顔立ち
一瞬部屋を間違えて
関わってはいけない893な事務所に
入ったかと思い焦りました
部屋の主は
わたしに気づくと
険しい顔が一気にやわらぎ
「お待ちしておりました!
ご足労頂きありがとうございます!
こちらどうぞ!
すいません!」
と丁寧すぎる口調で
わたしを迎え入れてくださいました
