【4〜5棟目 #11】買付申込、、ローン特約ありの場合

不動産を買うとは何かというと、買付申込という申込書を提出するということです。買付申込というのは、私はいくらいくらでこの不動産を買う意思があります、というのを正式表明することです。

ということで、
買い付け申し込みには
一般的に期限というものが
設けられています。
なぜかというと
期限がないと
いつまでたっても
交渉し続けられて
ダラダラと話が続いてしまう
可能性があって
それが売主にとっては
都合が悪いからですね。
特に2番目3番目、
買い付けの順番に応じて
1番手2番手3番手というふうに
優先度がつきますけども
1番手の人が長く交渉してる間に、
2番手の方がしびれを切らしてしまう
なんてことも
当然考えられると
一般的に
買い付け申し込みというのは
大体1ヶ月ぐらい。
提出してから
1ヶ月ぐらいの期限で切る
というのが通例になっていて、
さらに
ここがすごく大事なポイント。
いろんなとこで
お伝えしてるんですけども
買い付け申し込みには通常、
ローン特約ありとなしとの
どちらかが書かれています。
これが何か。
ローン特約がありというのは
いわゆるこの条件で
買いたいと思ってます
という買付申込に対して、
ただしという
但し書きがつくようなイメージです。
具体的に何がつくかというと
総額いくらいくらの
融資が引けることみたいですね。
地主さんとか
資産家でもない限り、
不動産を買うときには
融資がセットになるんですけれども、
この融資というのは
いわゆる買う不動産が
決まって
できるなら契約まで全て行かないと、
そもそもその不動産の
融資を得るための不動産を
もう契約しますよ
という状態にならないわけです。
でも契約をするときに
もし融資が取れなかったら
それ買わなきゃ
いけなくなっちゃいますから、
どっちが先かっていうのを
悩むわけですね。
なので
一般的には買付申込を入れる段階で
30日間の交渉権が欲しいと。
ただし、
これこれ金額の融資が
つかなかった場合は、
放棄させてください
というこれが
ローン特約ありという状態です。
