Q116:不動産を買うための物件検索って何をすればいいですか?◆ポータルサイトで物件を探す②見る物件の絞り方

A:ポータルサイトには日本中の不動産が掲載されています。もし見つけたい不動産のエリアがわからないのであれば、まずはご自身の住所から見て、一番近い大きな駅を中心にみていくことをお勧めします。

人の多さは駅の乗降者数(一日にその駅を乗り降りする人の数)である程度計ることができます。私の場合、大雑把に言うと大都市圏で5万人/日 地方で3万人/日。逆に駅の数が圧倒的に多い23区では逆に1.5万人/日以上であれば良いとしています。
毎日検索していると実は見る物件は少ない
駅を決めて物件を検索すると、一気に物件数は少なくなります。物件検索の基本は「相場感」なので同じ駅近の物件がどの程度の築年数、駅からの距離でどれくらいの利回りで売りに出されているか眺めていきます。
でもここでひとつ注意が必要なのは、最新で掲載されていない物件は買わない(特に初心者の間は)ということです。

不動産投資の世界ではセンミツと言って、本当に良い物件は1000件探して3件ぐらいと言われるのですが。この3件はひとつ特徴があって、
「蒸発する勢いで一瞬で売れます」それくらい良い物件は他の投資家さんや不動産業者が狙っているのです。なので登録日が前日以降の物件はほぼ間違いなく良い物件ではないとなります。慣れてくれば今日上がった新しい物件だけを見ることになるので、意外とチェックする物件は少なくなります
2024年7月アップデート情報
不動産を購入する際に、ポータルサイトを使用して物件を効率的に探し、適切に絞り込む方法について説明します。
ポータルサイトで物件を探す
不動産ポータルサイトは、多くの物件情報を集約しており、様々な検索機能を提供しています。主要なポータルサイトには、例えばSUUMO、アットホーム、Homesなどがあります。これらのサイトでは、以下のようなステップで物件を検索できます:
- サイト選び:投資用不動産に特化したポータルサイトを選びます。日本での不動産投資においては、楽待 (Rakumachi) や健美家 (Kenbiya) などが適切です。これらのサイトは、投資物件に特化した情報を多く扱っており、収益性の高い物件を見つけやすいです。
- 検索条件の設定:地域、価格範囲、物件タイプ(マンション、一戸建て、土地など)、面積、築年数など、具体的な条件を設定。
- 絞り込み機能の活用:条件に合わせて物件を絞り込むための詳細なフィルターオプションを活用する。
見る物件の絞り方
物件を効果的に絞り込むためには、以下のポイントを考慮すると良いでしょう:
- 立地の選定:交通の便、周辺環境、学校区、商業施設の有無など、立地条件を優先して考慮。
- 予算に応じた絞り込み:自分の購入予算に合った物件を検索する。高すぎる物件や安すぎる物件は除外。
- 収益性の評価:投資物件の場合、想定収益、利回り、空室率などを詳しく調べる。
- 物件の条件フィルター:築年数やリフォーム歴、設備の質など、物件の具体的な条件でフィルタリング。
- 複数物件の比較:条件に合った複数の物件をピックアップし、それぞれのメリット・デメリットを比較検討。
効果的な検索のヒント
- 保存機能の活用:気になる物件はお気に入りに登録しておき、後でじっくり比較検討。
- 定期的なチェック:市場は常に変動しているため、定期的に新しい物件をチェックする。
- エージェントの活用:条件に合った物件を効率的に見つけるために、不動産エージェントと協力することも検討。
とは言っても良い物件が何か見極める能力が大事。
だから最初は物件を見て利回りがどんなものかパッと判断できるようにしましょう