【1〜2棟目 #99】色が良くても質感が良くないとダメ

壁も内装も設備も基本真っ白な仕様でマンションを作っています
なのに、ユニットバスだけは白にしようとすると、設計担当のUさんが反対と言いました

↑前回のお話はこちら
Uさん
「今回だけは白、、、変えた方が良いかもです」
Uさんの視線がわたしに突き刺さりました
顔は柔和ですが、それが逆に怖い空気間です
わたし
「あれっ?白、ダメですか??」
今までの色決めとは全く違う
鋭い言い方が気になります
Uさん
「そうですね、写真だとわかりづらいのですが」
「ユニットバスって当たり前ですが
プラスチック的な質感なんです」
わたし
「確かに、そうですよね」
Uさん
「白を選択された場合は
厳密にいうとアクセントパネル無し
と同じなので
他の3方にある白色と全く質感になります」
わたし
「つまり、、、、」
Uさん
「わたし見た印象ですが
ものすごく安っぽいですね
せめて白でも
鏡面のつやっとしたパネルとかで
質感が違えばいいのですが
そういうタイプって結局別料金で
今回の選択肢には無いんです」
わたし
「うーーーん」
カタログを睨み付けながら唸ります
Uさん
「カタログって良くできてます」
「ユニットバスは比較的
ユニットバスだけの写真なので
ましなほうですが
イメージ図ってなると
その他の装飾もあって雰囲気がよく見えますし
後、なんといっても映り方を
最大限良く見せますので」
「移り映えは盛ってます」
「やっぱり質感や光の当たり方で
印象は大きく変わります」
「通常の白色は新品感や清潔感を高めると思います
ユニットバスは安もの感を増長します」
「おススメできません!」
ここまで強い口調で話すUさんは初めてです
雰囲気からも本当に白はダメなんだろうなと納得です
わたし
「となると、、、おススメの色とかありますか?」
白じゃなくなるととたんに
何を選んでいいのかわからなくなりました
Uさん
「実は、、、、」

「3棟目の不動産を買うまであと?カ月」