【1〜2棟目 #131】一棟目の不動産の結末

一棟目の不動産が完成しました
予定より2週間遅くできて
4月を超えてしまったので
入居者さんは一人しかいません
融資の返済はいよいよ始まるのに、、、

↑前回のお話はこちら
4月2週目
季節は変わり
環境を変える人も多い季節
わたしの初めての不動産投資は
マンションが完成し引き渡しとなりました
束のような資料を受け取り
これまで分割の手形で実行していた
融資を一本にまとめ
いよいよ返済がスタートします
本来であれば
一番うれしいタイミングのはずなのに
わたしの表情はこわばっていました
全9戸の新築マンションができましたが
入居者はたったの1人
管理会社さんからは
流石に完成時期が変わってしまったので
入居をキャンセルされてもやむを得ない状況かと
なんとか頑張って入居者は見つけますので
今しばらくお待ちください
そう言われていました
一般的に
引っ越しのシーズンは
9月と3月
特に3月は入学、入社の時期なので
1年で一番マンションの入居が見込める季節です
その4月を超えた以上
そもそも引っ越し予定の人が
一気に少なくなっているのです
厳密にはGWまでは若干人の動きはあって
5月末からは夏までは少なくなるのが通例です
管理会社さんは
あぁは言っているものの
正直厳しい戦いになっているのは
目に見えています
このまま入居者さんが増えて行かなければ
毎月30万の赤字
さらに
6月には固都税の支払いで40万
さらに
半年後には不動産取得税(建物)の支払いで
100万以上のお金がかかっていきます
このお金を全て
会社員のとしてのお給料とこれまでの貯金だけで
支払わなければいけません
その日の夜は
目を閉じても眠ることができませんでした
どうやったら入居してもらえるのか?
いつになったら入居してもらえるのか?
何も知らないわたしは
何も知らないが故に余計に
恐怖につつまれていました
自由になるために始めた
不動産投資なのに、、、
2日たち
3日たち、、、、
何も状況が変わらない日が続くなか
ある日
管理会社さんから着信が鳴りました
良い電話であって!お願いだから
管理会社さん
「あの~、少し確認したいのですが、、、、」
わたし
「、、、、はい、なんでしょうか??」
管理会社さん
「パチンコってお好きですか??」
ん??なんのことを言っているか全くわかりませんでした
