【4〜5棟目 #122】はたして金利は何%になるのか
仕事が終わり、その日の夜いつも通り電話をかけます。電話の相手先は嫁のお母さん、いわゆる義理のお母さんです。

というわけで
正直に内容を伝えました。
わたし
「という状況なのですが
お母さん、すいません。
今、どれぐらい
お借りいただけますでしょうか。」
お母さんは、
パソコンを見ながら
何かぶつぶつと呟いていきます。
お義母さん
「ちょうど今
入れ替えしたところで
なかなか現金にすぐできるものが
少ないのよねぇ。
二千万ぐらいしか
ご用意できないけど
役に立つのかしら。」
さらっと出てくるこの金額が
二千万というところで、
相変わらずびっくりです。
わたし
「お母さん、
本当にいつもすいません。
その金額でもお貸しいただければ
とっても助かります。」
お義母さん
「今回は何日ぐらい必要かしら。」
わたし
「おおよそ、数週間で終わるとは
聞いてますが、
念を持って、
一ヶ月ほどお借りできると嬉しいです。」
お義母さん
「それなら全然問題ないわね。
じゃあいつものところに
明日振り込んでおくから
確認してちょうだい。」
相も変わらず
数分の電話で終わってしまいました。
今回も、
金利条件を良くするために
お金を借りるということに
なったわけです。
翌日、いつもの銀行に
ママさんからの振込二千万がありました。
早速この二千万を
さらにエビデンスにして
中野郷信用組合Kさんのところに見せます。
ご対応いただきありがとうございます、
すぐに稟議回し、また結果をご報告します。
短い文章の後
しばらく返信は返ってきませんでした。
一週間後
おおよそ金利の条件が決まり
当初予定していた
2.3%から下がり
2.1%で実施してもらうことが
決まりました。
二千万のお金を見せるだけで
金利が変わる世界
まあ本当に資本主義とは
恐ろしいものだなと
いうふうに思う一方で
今回の融資がほぼほぼ決まった
と思って満足していたのです。
5棟目も決まったか
そんな気持ちになっていました。
ところが
今回もやっぱり思いがけないトラブル
というのは起こるものです。
その翌日、とある方からの電話がきて
私はまた背筋にゾクッ
としたものを覚えました。





