不動産投資ひとくちQ&A

Q183:不動産投資と交渉 交渉の3つの基本ルール

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一般的回答

1. 十分な準備を行う

  • 重要性: 交渉においては、準備が成功への鍵です。市場の動向、物件の詳細情報、相手の背景やニーズを事前に把握することが重要です。また、自身の目標と交渉の限界点(ウォークアウェイポイント)を明確に設定しておく必要があります。

2. 明確かつ開かれたコミュニケーションを心掛ける

  • 効果: 交渉は双方の理解と合意に基づいて成立します。自分の意図、要望、期待を明確に伝え、同時に相手の話にも耳を傾けることが大切です。誤解を避け、信頼を築くためにも、透明性のあるコミュニケーションを心掛けるべきです。

3. 柔軟性を持つ

  • 対応性: 交渉中は予期せぬ状況が発生することもあります。そのため、固定的な思考にとらわれず、状況に応じて戦略を調整できる柔軟性が求められます。目標に固執するあまり、より良い代替案を見逃さないようにしましょう。

新築RC不動産の考え方

A:感情的にならない 絶対に譲れないラインを明確にする 断る勇気を持つ の3つです

1、感情的にならない

交渉とはお互いの利害をすり合わせながら
一人では思いつかない
両者にとってメリットが上がる第3案を出すことが
重要ですが
この利害を見失ってしまう原因第一位が
感情に飲まれてしまうことです

感情に飲まれるとは
怒りや自暴自棄などネガティブな状態だけでなく
もうこれしかない!とかテンションMAX!みたいな
ポジティブな状態も含まれます
ノンバーバルコミュニケーションとして
大きなリアクションをとったり
弱った様子を醸し出したりすることはあっても
頭の中は常に冷静に冷静にいることが大切です

2,全体譲れないラインを明確にする

交渉に臨む前に
この条件が飲めなければ諦める基準を作ることです
つまり戦略的撤退を決めて始めるということ
特に不動産の場合あ数ある投資の中でも
グロスが大きくて、少しの計算ミスや
利回りの低下が
キャッシュフローに与える影響が大きいです

あとから、やっぱりやめておけば良かったとなっても
株のように損切って即売却なんてこともできないので
儲けること以上に
損しないことが重要です
そういう意味でこのラインを越えなければ
取り組まない基準を作っておくことが重要です

3,断る勇気をもつ

その場の空気とは怖いものです
特に交渉事のシーンでは
独特の「追い込まれる」雰囲気があると思います

どれだけ譲れないラインを決めても
その場できっぱりと「辞めます」と言えないせいで
投資人生が変わっている人も大勢います
何と言われようとも
決めた基準より悪くなるときは
きっぱり断る

そのためにおススメなのが
事前に撤退する基準を伝えておくことです
「わたしはこういう基準をもっています」
「この基準を満たない場合は辞めます」
なぜこの基準にしているのか?
そこまで自信を持って語ることができれば
少なくとも交渉で最悪の結果になることは
避けられると思います

交渉において絶対避けなければいけないのは
条件に合わないのに合意してしまうこと
条件に合わないなら辞めればよい

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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