不動産投資ひとくちQ&A

Q186:不動産投資と交渉 値段交渉の基本

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一般的回答

1. 売主の動機の理解

  • 急いで売りたい理由: 売主がなぜ急いで物件を売りたいのかを理解することは、価格や条件交渉において重要なアドバンテージとなります。例えば、転職や移転、財政的な問題が売り急ぎの理由であれば、価格交渉において柔軟性が増します。

2. 売主の財政状況

  • 市場価格以下での売却: 売主が抱えるモーゲージの残債やその他の経済的な圧力が、物件を市場価格以下で売却する可能性を示唆している場合、これを交渉の有力なポイントとして利用できます。

3. 物件が市場に出ている期間

  • 市場に長く出ている物件: 物件が長期間売れ残っている場合、売主はより早く売却したいと考えている可能性が高いです。この情報を利用して、価格交渉や修繕の負担を売主に求める交渉が可能です。

4. 売主の過去の取引履歴

  • 過去の取引価格と条件: 売主が過去にどのような価格や条件で不動産を取引していたかを知ることで、その交渉スタイルや柔軟性をある程度推測できます。これは、現在の交渉戦略を練る上で役立ちます。

5. 売主の個人的・感情的な要因

  • 物件への愛着: 売主が物件に強い愛着を持っている場合、感情的な価値が交渉に影響を及ぼすことがあります。このような場合、物件を大切に扱う意向を示すことで、交渉を有利に進めることができるかもしれません。

新築RC不動産の考え方

A:交渉には「理由」必要です。
なぜ交渉できるのかを論理的に探ることが重要です

1、売る理由

なぜその不動産を売ろうとしているのか?
その理由を探ります
一般的には仲介業者さん経由で
売却理由を聞くことになりますが
・資産整理
など当たり障りの無い回答を聴くことが
ほとんどです
仲介業者さんとの信頼関係を
築くことで
リアルな理由を聞き出すことが重要です

2、売主の属性

素人なのか?
それとも不動産投資のプロなのか?
投資はしなくても不動産のプロなのか?
素人のほうが交渉の余地が大きくなります

3、交渉できるのか?

どこに交渉の余地があるのか?
どの程度交渉の余地があるのか?
値段に反映できる条件、状況、時期などの
情報を徹底的に集めます

4、ALL-WINを考える

売主と買主双方にとってメリットが無いと
交渉は成立しません
こちらの希望と同じだけ
相手にとってのメリットが何なのかを
理解することが大切です
相手の反応を見ながら
双方の希望の落としどころを決めてい聞くとが基本になります

相手を知る
相手の欲しいものを理解する
相手の情報を集めることが
交渉の第一歩

【テーマ】
ホンネと建前を使い分ける、審査部目線の事業計画の作り方

【日時】
 対面:6月21日(日)9:30〜11:30 @東京都23区
 Web:6月24日(火)20:00〜22:00 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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