一般的回答
1. 予算の明確化
- 最大投資額の設定: 投資可能な金額の上限を定めます。これは、資金の準備だけでなく、将来の収益性とリスクのバランスを考慮した額でなければなりません。
2. 収益目標の設定
- 希望するリターン: 投資から期待するリターン率を明確にします。これには賃料収入やキャピタルゲイン(資産価値の増加)が含まれます。
3. リスク許容度の確認
- 許容できるリスクの評価: 投資に伴うリスクの種類と程度を理解し、どれだけのリスクを許容できるかを決定します。これには物件の立地、市場の変動、法的リスクなどが含まれます。
4. 物件の条件
- 必要条件と優先順位: 物件に求める条件をリストアップし、それらの優先順位を決定します。例えば、立地の良さ、建物の状態、利便性の高さなど、何を重視するかを明確にします。
5. 交渉の「歩留まり」の設定
- 譲れる点と譲れない点: 交渉においてどの点で妥協可能か、またどの点で絶対に妥協しないかのラインを定めます。これにより、交渉が難航した際にも冷静な判断が可能になります。
6. 退場戦略
- 交渉打ち切りの条件: 交渉がうまく行かない場合に備え、いつ撤退するかの基準も設定します。この基準は、時間的、金銭的、感情的なコストを考慮して決めることが重要です。
新築RC不動産の考え方
A:交渉シリーズもあれこれとお伝えしてきましたが
最後は交渉を成功させるための重要ポイントを
4つお伝えしたいと思います
わたしの基準とは言い換えると
「このラインを超えたら絶対に契約しない」
具体的な指標を決めるということです
例えば初期のわたしで言えば
・キャッシュフロー率30%以下
になる不動産は絶対に購入しないと
心に決めていました
大切なのはこの基準を交渉に望む前に
作っておくということ
冷静に
自分を客観的にみられるときに
考えておくことで
いざ交渉が始まって
感情が揺さぶられても
迷わない基準となってくれます
具体的な基準は人それぞれだと思います
たまに、基準が何か決められないなんて
声も聴きますが
今現状で考えられる最大限
知恵を振り絞った基準であれば
それでOK
基準は実際に色々取り組んでいく中で
ブラッシュアップしていけばよいと思います
合意するラインよりも
絶対に合意しないラインを決めることが
交渉では大切
プロフィール

東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。