不動産投資ひとくちQ&A

Q202:不動産投資と契約・引渡し 決済、引き渡し当日の流れ

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一般的回答

決済・引き渡し当日の流れが大事な理由

1.所有権移転の完了

決済が完了し、所有権移転登記の申請がされることで、初めて不動産が正式に買主のものになります。書面上だけでなく、法的にも完全なオーナーとなる瞬間です。

2.資金の動きが一度に集中する

残代金、固定資産税清算金、仲介手数料、司法書士報酬など、当日は大きな金銭のやり取りが発生します。資金手配ミスは致命的なトラブルにつながるため、慎重な段取りが求められます。

3.リスク管理の切り替え

引渡しと同時に、物件に対する火災リスク、管理リスク、収益リスクなどがすべて買主側に移ります。これを意識して、万全の備えをしておくことが重要です。

決済・引き渡し当日に行われる主な内容

  1. 残代金の支払い
    事前に準備した残代金を、売主指定の口座へ振り込みます。通常、金融機関の窓口や融資銀行の立会いのもとで行われます。
  2. 登記書類の確認と手続き
    司法書士が登記関係書類(登記原因証明情報、委任状、印鑑証明書など)をチェックし、所有権移転登記および(融資がある場合)抵当権設定登記の申請を行います。
  3. 固定資産税・管理費などの精算
    固定資産税や管理費等を、売主と買主で日割り清算します。この精算額もあわせて支払います。
  4. 鍵・物件関係書類の引き渡し
    鍵、建築図面、管理規約(マンションの場合)など、物件に付随する重要書類を受け取ります。
  5. 最終チェック(現地立会い)
    必要に応じて、物件現地での最終確認(設備の作動チェック、破損の有無など)を行います。

新築RC不動産の考え方

A:売買契約を結んでおおよそ一か月後、決済引渡しが行われます。これが終われば不動産ははれてあなたのものになります

当日の準備物

個人の実印・銀行印
住民票
印鑑証明
納税証明書
運転免許書などの身分証明

法人で買う場合
法実実印・銀行員
全部事項証明書
印鑑証明

おおよそ、個人(法人)を公的に証明する
資料を一式持参することが必要になります
ちなみに場所は銀行で実施することになりますので
平日の決済引渡しは行われます

当日の流れ

書類確認・押印
司法書士に実施してもらう
抵当権の抹消や所有者移転手続きに関する
書類に押印していきます

売主へ残金の支払い
固都税の日割り分
売買代金の残金

鍵・書類の引渡し
不動産のカギを受け取ります
(新築以外の場合は既に住んでいる人の
賃貸契約書もここで受け取ります)

諸経費の支払い
仲介手数料や司法書士への報酬を支払います

これらの一連の作業が終わると
司法書士が各種公的な手続きを実施し
約2~3週間後に
登記識別情報という公的に
その不動産がわたしの物ですよと
認められた書類が届られます

これで晴れて不動産はあなたのもの
ここから不動産賃貸業がスタートします

【テーマ】
ホンネと建前を使い分ける、審査部目線の事業計画の作り方

【日時】
 対面:6月21日(日)9:30〜11:30 @東京都23区
 Web:6月24日(火)20:00〜22:00 @Zoom

※LINE公式からお申し込みいただけます

プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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