Q203:不動産投資と契約・引渡し 火災保険 地震保険

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一般的回答
火災保険・地震保険が大事な理由
1.資産を守るため
不動産は高額な資産であり、一度大規模な火災や地震被害を受けると、数百万~数千万円単位の損害が発生します。保険に加入していなければ、修復・再建の費用を自己負担しなければならず、投資計画そのものが破綻しかねません。
2.融資条件を満たすため
ローンを利用して購入する場合、金融機関から「火災保険加入」が必須条件として求められます。火災で担保価値が失われた場合に備えるためです。保険なしでは融資実行自体が不可能なケースも多いです。
3.賃貸経営を安定させるため
賃貸物件の場合、火災や地震による損害で収益がストップするリスクを回避するためにも、保険加入は不可欠です。保険金によって、修繕や建替え、家賃補填が可能になります。
火災保険・地震保険に含まれる主なカバー範囲
1.火災保険
- 火災による建物・設備の損害
- 落雷、爆発、風災、水災(プランによる)
- 給排水設備の事故による水漏れ損害
- 盗難による損害(オプションの場合あり)
2.地震保険
- 地震、噴火、津波による建物・家財の損害
(※火災保険とは別契約。火災保険に付帯する形で加入する) - 保険金額は火災保険の30~50%が上限となる
- 損害区分(全損・半損・一部損)に応じて支払額が決まる
3.オプション・特約例
- 家賃補償特約(災害後に家賃収入が止まった場合の補償)
- 施設賠償責任保険(物件が原因で第三者に損害を与えた場合の補償)
新築RC不動産の考え方
A:不動産投資の絶対に避けられないリスクの一つに火災と地震リスクがあります。この2つから資産を守るため保険に入ります
保険はまず火災保険から
不動産の保険は基本火災保険に入ることから始まります。
火災保険は名前の通り火事があった時に保険金が支払われる商品なので
不動産の燃えやすさに応じて保険金が変わります
RC<鉄骨<木造 と保険料が高くなります
火災保険の特約で地震保険がある
地震保険だけという商品はありません
基本は火災保険があって
そのオプションとして地震保険があります
地震保険には加入条件が決まっていて
だいたい火災保険でかけたお金の30~50%が
地震保険にかけられる金額になります
ちなみに火災保険は最長10年まで契約可能ですが
地震保険は5年とその期間が短くなるので
更新のタイミングは注意が必要です
わたしもマンションがRC造なので
火災リスクは低いですが
地震リスクはあるので火災保険に入っています
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