0から6棟目までにしたこと

【2〜3棟目 #42】店舗を入れるメリット、デメリット

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レジデンス用のマンションを建てるはずが、施工メーカからの提案で1階だけ店舗の提案を受けています。当初は及び腰でしたが、事務所利用であればレジデンスの可能性を残しつつチャレンジできると聞き、心が傾き始めます

前回の記事はこちら
【2〜3棟目 #41】30㎡の店舗のオーナーにチャレンジ?
【2〜3棟目 #41】30㎡の店舗のオーナーにチャレンジ?

↑前回のお話


わたしとしては
自分の不動産で店舗を入れるのは
あまり気がのっていませんでした

というのもレジデンスは
世帯の数だけニーズがありますが
店舗となると一気に需要が減ること

店舗と一口に言っても

小物屋さんのような
水も電気もがガスほとんど
レジデンスとかわらないような
使用量のものもあれば

使用量が増える
カフェのように軽飲食店

大量の水を使う
美容室

ラーメン屋さんのような
匂いを発する店舗

などかなり幅が広くて
知見があればある程度
業種を絞った募集の仕方もあるのでしょうが
わたしにはその勉強が全くできていない
自覚がありました。

無計画は失敗を計画する

何て言われますが
今のわたしが
成り行きから店舗に挑戦するのは
まさにこのパターンになってしまうのです

ただ一方で
店舗にはレジデンスに無い魅力もあります

一番大きいのは
賃料が高く取れることです
特に1階に関して言えば
レジデンスでは防犯上避けられる傾向が強いので
他の階に比べて相対的に賃料が安くなりますが

店舗ではむしろ、客足を得やすいので
1階の店舗は他の階に比べて賃料が上げられます

しかもそもそも相場も
レジデンスとして貸す場合の1㎡あたりの単価と
店舗として貸す場合の1㎡あたりの単価では
店舗のほうが高くなります

不動産賃貸業の売上は
ほとんどが賃料ですから
その単価が高くなるのはかなり魅力です

しかも、店舗はレジデンスに比べて
入退去のサイクルも緩慢だと言われています

個人が引っ越しするような簡単な感覚で
引っ越しはできませんから当然と言えば当然です

これはオーナー側から見れば
安定感に繋がりますので
メリットが大きくなります

最後に、設備を作らなくても良い
というのが上げられます
通常店舗の場合は内装や設備も店舗のこだわりが
発揮されますので、入居希望者が全て用意します
オーナが決めた内装などむしろ邪魔になるケースも
あるということ。
ですので、店舗仕様の場合は
スケルトンと言って
内装も設備も何もない状態で引き渡すことができます
当然本来かかるはずだった
内装費や設備代が無くなるので
その分コストダウンにつながります

簡単にまとめると
レジデンスと比較した際に

店舗のメリット
・賃料が上がる
・退去サイクルが遅くなる
・スケルトン仕上げで導入コストが下がる

店舗のデメリット
・入居希望者が少ない
・募集方法に戦略が必要
・店舗によっては
ライフラインの容量を変える必要がある
・音、振動、匂い、虫などの
トラブルの元になりやすい

ところが、今回、設計会社さんからは
事務所を提案してもらいました

事務所と店舗では何がどう変わるのでしょうか?

次の記事はこちら
【2〜3棟目 #43】事務所と店舗どっちが良い?
【2〜3棟目 #43】事務所と店舗どっちが良い?

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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