0から6棟目までにしたこと

【3〜4棟目 #18】建物は5階が丁度良い!?

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マンションの部屋をできるだけ大きくしたいのですが
ベランダが必要と言われてしまいました、、、なぜ??

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【3〜4棟目 #17】建物を想像してみたけど、そんな簡単に想定通りにいくわけないし
【3〜4棟目 #17】建物を想像してみたけど、そんな簡単に想定通りにいくわけないし

↑前回のお話


わたし
「バルコニーを作らないといけないってことですよね?」

Nマネージャー
「結論からお伝えするとそうなりますね」

わたし
「ごめんなさい、もう少し細かく説明頂けますか??」

これは今後の建物シミュレーションに大きな影響を受けた与えると思いました。一気に勉強モードに頭を切り替えます

Nマネージャー
「レジデンスには避難経路って考えがあります」
「例えば火災が起きても
すべての人が避難できるような空間設計をします」

「避難経路には色々な種類がありますが
一番わかりやすいのは階段です」
「当然通常のマンションには階段がつきますので
それをそのまま避難経路として使用することもできます」

「問題は階段の数です」

わたし
「階段の数??ひとつじゃ足らないってことですか?」

Nマネージャー
「そうです、避難経路としての階段の数は
建物の高さで決まります」

わたし
「それが6階から、、、、」

Nマネージャー
「そうです。6回以上の建物には
原則2以上の直通階段が必要です」
「これを満たしておかないと
消防法が通りません
つまり、建物の引き渡しができないということです」

わたし
「このままじゃ階段を無駄に2つ設けないといけなくなる」

Nマネージャー
「ですが、仰るとおり会談を2つもつけて
満足な収益が取れるマンションなんてありません
そこで着目しているのが緩和条件です」

「①各階の居室の床面積が200㎡以下
(主要構造部準耐火構造or不燃材料の場合)
②避難上有効なバルコニーを設ける
③屋外避難階段、特別避難階段 いずれかを設ける」

「今回は②を採用することで
階段をひとつで終わらせられている」
「つまりバルコニーを外すと
階段をもう一つ設置することになるので
バルコニーを辞めることができない
そうなります」

これは完全に建築基準法の話です。
わたしはこれまで勉強したこともありません
建物を設計することは簡単じゃない

Nマネージャーにそう諭されているような気持になりました

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【3〜4棟目 #19】施主からの不動産と入居者からの不動産
【3〜4棟目 #19】施主からの不動産と入居者からの不動産

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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