Q21:不動産投資の魅力⑥価格の変動が緩やかって何ですか?

A:事前に対策が打ちやすくて、大きな損を回避しやすいということです。例えば最近だと仮想通貨が1月頃から値上がりしていたものが5月に入って一気に3~40%で値下がりしたり、株でもその会社で不祥事が発覚すると一気に10%単位で値下がりしたりすることがあります。不動産の場合、ここまで短期間で価格が変動する可能性は低く、これはそもそもの売買の最小価格が他の投資に比べて高くて、取引数が圧倒的に少ないことが大きく影響しています。90年代のバブル期のように不動産の売買(キャピタルゲイン)だけを狙うのであれば価格変動は大きい方がいいかもしれませんが、わたしはキャピタルとインカム両方を得る投資が、豊かさ 特に精神の豊かさにとって大切だと思うので、価格変動に一喜一憂しなくて済む不動産は最適だと思います。
精神の豊かさを与えてくれる投資が不動産投資
アップデート情報 2023年8月
他の投資に比べて緩やかとはいえ、コロナ以降、不動産価格は上昇してきています。わたしがメインでやっている23区でも土地、建物、工事費あらゆる金額が上がってしまい、従来通りのインカムゲインを得るのは難しいと言わざる得ません。ところが別の側面で見れば、いよいよ不動産賃貸価格(=家賃)も日本全体のインフレに影響されて上昇していています


3年前と比べて都内で平均4.27%の賃料上昇。キャッシュフローや利回りなど率を基準に値が決まる不動産では、賃料上昇によって更に不動産価格が高騰する可能性も十分に考えられます。
世界規模から見ればニューヨークやロンドンの平均利回りが3%台なので、現状でも東京の利回りは高いと考える傾向もあります。日に日に日本円の価値が下がる中で各々が今できる規模から不動産投資を始めることが重要だと思います
結論
この先もっとインフレが進むと一般人は不動産が買えない世界になるかも。
その前に今買える規模の不動産から始めることが重要