不動産投資ひとくちQ&A

Q189:不動産投資と交渉 重要ポイント② 断る力

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一般的回答

断る力の重要性

  1. リスクの管理: 不利な条件の取引に断りを入れることで、過大なリスクを避けることができます。これにより、資金的な損失や法的な問題から自身を守ることが可能になります。
  2. 交渉力の向上: 断ることができる力を持つことで、より良い条件を引き出すための交渉力が向上します。相手に譲歩を促すためには、交渉から離脱する覚悟が必要です。
  3. 資金の有効活用: 非効率な投資から手を引くことで、より良い機会へ資金を振り向けることができます。これにより、投資のパフォーマンス全体を向上させることができます。

断る力を実践する方法

  1. 明確な基準の設定: 自己の投資基準と目標を明確にし、それに基づいて取引を評価します。基準に合わない案件は断ることが容易になります。
  2. 事前の準備: 交渉前には、取引における自分の底線を確認しておくことが重要です。どの点で妥協するか、どの点で絶対に譲れないかを決めておくと、交渉時に迅速に判断できます。
  3. 感情からの切り離し: 投資判断は、客観的かつ合理的でなければなりません。感情に流されず、事実とデータに基づいて判断することが重要です。
  4. 代替案の検討: 一つの取引に固執せず、常に他の選択肢があることを認識しておくことも大切です。これにより、精神的な圧力が軽減され、より良い判断ができるようになります。

新築RC不動産の考え方

A:これまで10話以上続けている交渉シリーズですが、今日の話が一番大事かもしれません。それくらい交渉の場においては断る力が大切です


交渉の決着は
「WIN-WIN」もしくは「No Deal」の
どちらかしかない
そうお伝えしました

参考記事
Q179:不動産投資と交渉 まず最初に交渉とは
Q179:不動産投資と交渉 まず最初に交渉とは

今回の断る力というのは
交渉において自分のWINが無くなったときに

きっぱりと
取引を辞める
白紙に戻す
と宣下し、実行する力のことです

「えっ??やめるって言うだけでしょ??
余裕じゃん」
って思ったそこのあなた!

はい!仰る通りです
ただ辞めればいいだけです

ですがこの辞めるを実行する力
想像以上に
強い意志が必要になります

場の空気を顧みず
これまで積み上げてきたものに囚われず
相手が強い感情でぶつかってくると

その場を切り抜けるために
本来の自分の基準じゃないところで
合意を結んでしまう

そうして後になってから
後悔したり
失敗したり
資産形成の速度が遅くなっている人を
たびたび見かけます

ある種
もしわたしの前に
完全に新規で
これから不動産を買いたいという人が
現れたなら

「不動産を買う目的を言葉にすること」
「自分の飼う不動産の基準を決めて
合わない場合は絶対に断ること」
この2点は最重要項目としてお伝えするだろう

それくらい重要な考え方だと思っています

自分の事前に決めた基準と合わなければ
どんなことがあっても明確に断る

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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