【0〜1棟目 #192】なんで真っ白なマンションは建てられない??

今日の結論:マンションの外観の色はその街の景観条例によって決まる
Uさん
「真っ白でパキっとしてるとオシャレですよねー」
「でも墨田区は真っ白できましたかねー?」
わたし
「場所によって何か問題があるんですか?」
Oさん
「よく色が違うマックとかみたことありませんか?」
「京都市とか軽井沢とか」
わたし
「あぁー確かになんか地味っていうか
落ち着いた色に統一されているのありますよね」
Oさん
「観光産業が活発な自治体では、街づくりの一環として
建物の外観に色彩基準を設けている場合があります」
「街全体のイメージを統一させたいわけですね」
「墨田区の場合は、、、」
わたし
「スカイツリーだ!」
Oさん
「そうなんです、23区中でも観光地としての役割が強いですからね」
Uさん
「あぁー墨田区のHP見ると、やっぱ基本色と強調色、アクセント色で基準が決まってますね」
わたし
「強調?アクセント??」
Uさん
「えーっと、、、墨田区の場合。
色味によって使っていい面積の割合が
決まっているようです」
「地味系な落ち着いた色味が
基本色という扱いになっています。」
「そこから明るい色味をつけたい場合が
強調色という扱いになるのですが
外観全体を100%にして20%分までしか使ってはいけないというルールになっています」
「さらに、強調色の中でも
さらにビビッドな色を入れたい場合は
強調色の中の1/4までしか使ってはいけない
こんなルールになっているようです」
つまり、整理すると
建物全体を100として
基本色:80
強調色:15
アクセント色:5
とこんな割合になるということです。
わたし
「なるほどーーっ、
そんな厳格なルールがあるんですね」
Uさん
「京都市なんかはもっと規制が厳しいみたいです」
「特に、赤色とか黄色みたいな原色系はダメとか」
わたし
「まぁ街全体で考えれば
何となくそうしたくなる気持ちもわかりますよね。」
「ちなみに、今回は赤とか黄色じゃなくて白色の話だと思うのですが、それでも規制対処になるんでしょうか?」
「白だとビビッドな派手な色とは違うと思いますが、、、」
Uさん
「白の場合、明度の問題ですねー」
わたし
「明度???」

「1棟目の不動産完成まであと11カ月」
「2棟目の不動産を買うまであと??カ月」