【0〜1棟目 #198】土地は買ってみないとわからない。土地は掘ってみないとわからない

今日の結論:
買ったの土地の中に何が埋まっているかはわからない。
でも買ってしまったら対策しないわけにもいかない
1棟目の不動産の契約を済ませてから
3カ月が経っていました。
ようやく確認申請ができそうです。
確認申請とは、新しく建物を建てる際に
自治体に「こんなの建てますが良いですか?」と
お伺いを立てる申請のことです。
ここで許可が下りないとそもそも工事が始められません。
そして申請を出すには
建物の正確な図面が必要です。
正確な図面とは
例えば今回建てる建物の形が
キチンと耐久性を持った形になっているか?
=構造計算 と呼ばれる根拠だったり
近隣の建物を日陰にしないような
高度のルールを守っているか?
市町村で決めているルール
見た目に関する条例だったり
部屋の大きさと数のルールだったり
駐輪場、ごみ置き場の設置の有無だったり
を守っているか?
あと
建物を支える為に地盤に埋める杭が
キチンと深く刺さるのか?
何mの長さにするのか?
その根拠は??
=事前に地盤を調査して、地面の固さに応じた
杭の長さにしているのか?
こんな事前調査も必要になるので
どうしても時間がかかってしまうわけです
地面を掘ろう
確認申請を無事通って、確認済書というお墨付きをもらえると
いよいよ工事が始まります。
最初は地面を掘って杭を打つ作業です。
TELLLL! TELLLLL!
工事が始まって数日後,。一本の電話がなりました
現場監督をして頂いている施工業者さんからです
わたし
「もしもしー。どうされました??」
監督さん
「お世話になります。
ちょっと一つ相談がありまして、、、」
声のトーンから良くなさそうな話なのが伝わります。
でも、いったい何が起こるのやら想像もつきません。
監督さん
「今、杭を打つために土地を掘っている状況なのですが
地中に大きな岩が出てきまして、、、」
わたし
「岩??」
監督さん
「正直、大きくてそのまま運搬することは不可能です。
なので、専用の重機を呼んで破壊して掘削させる必要があります」
わたし
「ふむふむ」
監督さん
「掘削代が15万程追加でかかります
お支払い頂けますか??」
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1億5000万の買い物からすれば微々たる金額かもしれません。
でも一瞬で15万の出費って、会社員のわたしからすれば
けっこうなダメージです。
でも、岩があっては工事が進みません
拒否権は一切ないのです。
これ以降も様々なシーンで体験するのですが
新築不動産ではこのような数十万程度の出費が
結構余裕でサクッとかかってきます。
わたし
「どうしようも無いですね、それで進めてください、、、」
そういうしか選択肢はありませんでした

「1棟目の不動産完成まであと9カ月」
「2棟目の不動産を買うまであと??カ月」