【1〜2棟目 #103】外壁塗装は〇〇肌で決まり

マンション作りも大詰めです
外壁であれこれ悩んでいます
ただ、真っ白な何も凹凸の無い
ツルっとした仕上げにしたいだけなのに
それが意外と難しい

↑前回のお話はこちら
Uさん
「考えうる限り
これが最善かなって提案があるのですが
聞かれますか??」
わたし
「えっ、、聞きます!!聞きます!!」
Uさん
「これです」
そういってサンプルを持ってきました

Uさん
「ゆず肌と言います」
「表面の質感が果物の柚子みたいなので
ゆず肌」
(レモンでもなくみかんでもなく
柚子なんだ、、、)
とかどうでもいいことを思ってしまいましたが
確かに今まで見た中では
一番凹凸が少ないです
Uさん
「今回は塗りですが
左官屋さんが塗る場合は
そもそも真っ直ぐな均等にはなりません」
「どうしても手作業でやりますので」
「逆に言えばその不均一さが
味になるともいえます」
「このゆず肌は
ジョリパットと呼ばれる塗材を使用するのですが
実は仕上げは塗らずに
ガンで吹き付けて塗装します」
「もちろんガンを塗装するのは人の手ですが
それでもコテで塗るよりは均一感が出ると思います」

ふむふむ
塗りと一言で言っても
素材
粘度
塗り方
で仕上がりは全然違うものになるんですね
わたし
「ゆず肌のデメリットはありますか??」
Uさん
「ゆず肌特有ではありませんが
塗り全般として汚れは目立ちやすいです」
「今回は白なので黒ずみ系の汚れですね」
「ツルっとしたタイルやサイジングにはかないません」
「ちなみに黒系の塗装だと
鳥の糞とか砂埃が白く目立ちます」
「あとは、経年劣化によるひび割れですね」
「それ自体はどうしようもないんですが
問題はひび割れを補修したときに
どうしても色味が変わってしまいます
新品と太陽光に照らされ続けたモノでは
同じジョリパットでも色味が変わります」
「そこを見越して同じ色にすることは
現実問題として不可能です」
「同じタイミングで塗ったものですら」
「水分の配合の違いで
色味が若干変わったりしてしまう世界なので」
職人さんのレベルも
考慮しなといけない世界ということです
なんだか塗りでやらない方が
いいような気がしてきました、、、

「3棟目の不動産を買うまであと?カ月」