【1〜2棟目 #44】重量鉄骨を本気で検討してみる。RCとの差はなんだ??

思わぬタイミングで知ってしまった横浜の物件
今まで頑なに23区しか見てこなかったのに
いざ現地に行ってみると
駅1分
角地
整形地
ということで
これはアリなんじゃないかと思い始めました
家に帰るまでの電車の中で
キャッシュフローの計算をしてみます。
総額と家賃と金利と支払い年数
一棟目のときに金融機関には
当たりまくっていたので、
そのときになんとなく教えてもらった
金利と支払い年数をいれてみます。
RCは法定耐用年数が47年に対して
最大融資期間が35年
重量鉄骨は法定耐用年数が37年と縮みますが
最大融資期間は同じく35年
つまり融資期間による
キャッシュフローの変化はありません。
では収益上は変化は無いのでしょうか?
色々と調べてみました
鉄骨とRCの違い1
◆単価
当たり前ですが、鉄骨とRCでは
建物の素材が違うので
同じ大きさの建物をつくっても
金額が違います。
時代によって変わりますが
だいたい鉄骨<RC
鉄骨の方が安くなります。
そうなると当然、同じ大きさの建物を建てた場合
鉄骨のほうがCFが良くなるとうわけです
鉄骨とRCの違い2
◆柱
RCの場合、工法が色々あるのですが
壁式構造と呼ばれる工法があります
これは、いわゆる建物の柱に相当する部分がなくて
壁全体で柱の役割を果たす建築方法なのですが
そうすると、真四角に部屋をつくることができます。
ところが鉄骨の場合は名前の通り
鉄骨が柱の役割を果たすので、
建物の隅には四角柱上に
使えないスペースができるというわけです

↑こんなイメージ
綺麗な形の部屋にしたいなら
壁式のRCのほうが良いと言えます。
ちなみに、壁式の場合は
どうしても壁=柱になってしまうので
「窓を大きくとる」
「6階以上の高さにする」
などが耐久性上できないなんて
弱点もあったりします
鉄骨とRCの違い3
◆防音・防振
RCの場合は部屋の全方位が
コンクリートで囲まれるので
多少騒いでも、跳ねても
周りの部屋の人に伝わることはありません
鉄骨の場合は、木造ほどじゃないにしても
建物自体が揺れます。
特に大通り沿いに立っている建物の場合
大きなトラックが走ると
建物そのものに振動が伝わる可能性もあるわけです。

「2棟目の不動産を買うまであと4カ月」