【1〜2棟目 #48】会社員が不動産投資できなくなった理由

2棟目の不動産を求めて
横浜の物件に買付申込を入れました。
当初、融資は何とかなるだろう
そう言われていたにも関わらず
結果は芳しくありませんでした
わたし
「1カ月前とは全く温度感が
違うように感じるのですが、、、」
「今のお話しぶりだと
全くダメだったって感じですよね??」
Tさん
「はい、、、
正直全然状況が変わってしまっています」
おそらく、、
悪い予感がしますが念のために確認します
わたし
「それって、原因は」
Tさん
「はい、完全にかぼちゃの件ですね
正直、各銀行からはそれらしい断り文句が出ていますが
会社員向けの不動産融資は一旦ストップの印象です」
◆スルガショック◆
2018年に起こった スルガ銀行とスマートデイズ社が行った不正融資問題。本来では借り手が付かない賃料設定をした都内のシェアハウスにフルローン融資で投資家を募った結果、スマートデイズが破綻。シェアハウスをスルガ銀行経由で買った投資家も支払ができなくなって損害を被った。評価を度外視した高額、高金利で貸し付けたスルガ銀行、マイソク通りに運営が成り立たないシェアハウスを建築したスマートデイズ、相場に照らし合わせた投資判断を間違えた購入者が重なり合ったために発生した事件。主に狙われた投資家がいわゆる「会社員属性」のサラリーマン大家だったため、この事件の後しばらくはサラリーマン大家にとって冬の時代となった。本件によってスルガ銀行内のブラック体質が判明。過剰なノルマを強制する仕事の進め方が世の中を悪くする典型例として明るみになった。ちなみに本件のシェアハウスの商品名が「かぼちゃの馬車」

わたしは完全なサラリーマン大家の典型です。
スルガショックの影響はもろに受ける属性でした。
わたし
「正直、わたしではもう不動産は買えない
そういうことでしょうか??」
Tさん
「いえ、他も全て当たってみます。
ですのでもう2週間頂きたいです」
「どんなときでも開いている金融機関はあるはずです」
Tさんが珍しく感情を出して話しています。
わたしはだったら待ってみようかなと思いました
でもここでひとつの問題がありました
買付申込につけたローン特約は
1カ月だったのです。
このままでは買付を解除して
他の投資家さんに買われてしまいます。

「2棟目の不動産を買うまであと3.5カ月」