【2〜3棟目 #14】「断る力」が運命を変える

思いがけず3棟目の不動産が決まってしまいました
ひとまず面談が終わり帰り道です

↑前回のお話
夜の10時
渋谷を車で運転しています
こんな時間に渋谷にいることは
生まれて初めてです
ついさっきまで
訴えられるかどうかの
やり取りをしていたなんて
信じられません
というかそもそも
今日の面談は
契約済みの不動産を断るために
いくつもりで
心も作っていました
(ローン特約があるとはいえ
かなり思い雰囲気だし
パワーがいるなぁ)
こんな感じです
ところがいざ
話が始まって
断るやいなや
「訴えます」と本気のテンションで言われて
今思い出して、
ちびってしまいそうな気持ちになります
不動産投資をする中で
いくつか重要な能力があると思います
良い物件を見極める計算能力
物件を紹介してもらう人脈
即決断の行動力などなど
ですがそれら力の中でも
実は大切なのものに
「断る力」があると思うのです
予め決めた自分自身の投資基準に対して
その場の空気や雰囲気に流されずに
ダメなものはダメと
守り通す力
わたし自身
頑固だって言われてしまうくらい
自分ルールにはうるさいタイプ
そう思っているのですが
そんなわたしでも
今回の交渉で
自分の基準を押し通しきるのは
相当な覚悟が必要だったなと
そう思います
あの場で自分の基準を曲げて
契約してしまっていれば
単純にキャッシュフローの悪い
不動産を買うことになっていたわけですが
結果的に自分の意思を貫くことで
物件価格が700万下がり
キャッシュフローも良くなった
物件を手に入れることができました
ハンドルを持つ手がまだ
小さく震えています
この違いは本当に大きいと感じます
恐れる気持ちが今更になって
こみ上げながらも
自分は交渉しきったんだと
確かな手ごたえも感じていました
正直わたしは
交渉というものが得意じゃない
そんな自意識がありました
でも今回の件をきっかけに
いかに交渉することが大切なのか
交渉できる余地がある不動産が
どれだけ価値のある投資なのか
体感させてもらったと
そう総括することにしました
家に着くころ
時刻は24時を超えようとしていました
着替えると
一気に緊張の糸が切れたように眠ってしまいました
