【2〜3棟目 #05】0.25%の差でもやらない

3棟目の不動産に向けて銀行融資を申し込むも
世の中はすっかり変わっていました

↑前回のお話
埼玉の面談から2週間
延長したローン特約も
もうそれほど時間は残されていませんでした
結局、あれから面談にこぎつけられた
金融機関は無し
当時は
スルガショックの直後でしたので
会社員に対する不動産融資は
考えられないくらい風当たりが
厳しかったのです
どこかしらで融資は引けるでしょう
と息巻いていたのに、、、、
結局わたしの残された道は
埼玉の銀行から融資を引く
(まぁそれも、まずは銀行が融資を
しても良いと言ってくれるか次第ですが)
もしくは、ローン特約を使って契約を解除するか
この2択
当時のわたしは正直
この契約はあきらめるしかないかな
と契約解除まっしぐらな面持ちでした
一方で建物の打合せはずっと継続していました


ローン特約延長後も
たんたんと打合せは続き
概ねの仕様は完成までいってしまいました
いよいよ引くに引けなさそうな雰囲気
余りにもこの不動産の件で
多くの人が動いています
でも融資は決まっていない
担当しているSさんだって
この状況をわかっていないわけも無いのに
なんだかちぐはぐな
気持ち悪さを感じていた中
tellll、、、、telllll、、、、、
Sさんからの着信です
タイミング的に
埼玉の銀行の融資の結果だと感じました
わたし
「お疲れ様です、、、、」
Sさん
「ご連絡遅くなり申し訳ありません」
「先日同席頂いた銀行から返答がありました」
わたし
「、、、、どうでしたか??」
Sさん
「前向きに融資を検討したいとのことです!」
「いやーーーっ良かったです!!」
Sさんの雰囲気が一気に柔らかくなりますが
その雰囲気に引っ張られるのはまだ早いです
わたし
「Sさん、銀行の条件はなんといってますか??」
Sさん
「フルローン、35年の融資、金利は1.75%です!」
「いやーこのご時世でフルローンが出ると思わなかったので
本当に良かったです」
わたし
「、、、ダメです」
「金利が条件と合っていません」
「わたしの実行条件は
フルローン、35年、1.5%以下です」
「あと0.25%調整できる余地はありますか??」
つとめて冷静に話します
Sさん
「いやっ、、、それはさすがに、、、」
Sさんのテンションが
みるみる下がっていくのがわかりました
口にこそ出しませんが
融資額も年数も満点回答なんだから
0.25%ぐらい譲歩しろよ
そう言われている気がしました
でも曲げるわけにはいきません
空気に流されて投資の判断基準を
変えるわけにいかないのです
わたし
「ローン特約を使って契約を解除します」
きっぱりとそう告げました

「3棟目の不動産を買うまであと?カ月」