0から6棟目までにしたこと

【2〜3棟目 #52】何とか無くせませんか??

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1棟目のときもそうでしたが、わたしのマンションのデザインに対するこだわりは「白×シンプル」です。なので設計さんとの打ち合わせではよく「真っ白なお豆腐みたいなマンションが理想」とことある後に言っていました

前回の記事はこちら
【2〜3棟目 #51】ロフトのある部屋
【2〜3棟目 #51】ロフトのある部屋

↑前回のお話


わたし
(なんじゃこりゃ、、、、絶対ダメじゃん)

図面の中から見つけてしまいました

ブレースってなんだ?
なんだこのバッテン

Sさん
「どうかされました??」

わたしが急に図面を見て固まるので
思わずSさんが声をかけます

きっとわたしの表情は怖かったことでしょう

わたし
「、、、、ブレースって、、、」

Sさん
「吹き抜けを補強するために入れている鉄筋ですね」

ブレースとは、水平荷重(地震や強風によってかかる、横からの力)に耐える鉄骨構造の建築物を建てるために用いられる補強材。筋交いともいわれる。工場や体育館を建築する際、よく用いられる。材質は木材、鉄骨、鉄筋など。
建築基準法において、原則として1つの建物に一定以上のブレースを用いることが義務付けられている。
※ラーメン構造などで、耐震力が充分に備わっている建築物の場合はのぞく。

使用法としては、柱と梁によって組まれた四角形の軸組の中に、たすき掛けのようにブレースを渡す。柱と梁との結合部にかかる負担をブレースが担うことで、軸組の変形を防ぎ、水平荷重に強い建物を造ることができる。

わたし
「えっ?ということはまさかに天井に
バツ印がつくってことですか??」

Sさん
「そうですね、ただこれは構造上除くことはできませんので」

わたし
「そんなっ!!えーーーっ!!
そんなの激ダサじゃないっすか??」
「ここまでシンプルにシンプルに作ってきたのに!」
「ここでこんな謎の出っ張りができるなんて」
「これじゃあなんか、体育館の天井みたいじゃないですか」
「なんとか回避できないのですか??」

思いのたけが一気に爆発です
感情コントロール0
今振り返ればお恥ずかしい姿です、、、、

Sさん
「おそらく、そういわれるだろうと
予想はしていましたが、、」
「すいません、これは何ともしがたいです」

これはマジでどうにもできないパターンの雰囲気です
「真剣」と書いて「マジ」と読むヤツです



わたし
「これって、もし建物がRCだったら
こうはならなかったんですか?」

Sさん
「はい、今回のような4階程度であればラーメン構造になりますので」
「その場合はブレースは一般的につかないです」

その瞬間わたしは心に決めました
絶対次の不動産はRC!
重量鉄骨はもうやらない!!
くーーーっ!!勉強が足らなかった、、、

わたし
「そうですか、、、あのー
ひとつだけお願いしてもいいですか?」

Sさん
「はい、どうぞ」

わたし
「ブレースはせめて白色に塗ってください
少しでも異物感が減るように」

Sさんは特に反論することも無く
ブレースを白色に塗るよう仕様に盛り込んでくださいました

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【2〜3棟目 #53】今回は塗らない白
【2〜3棟目 #53】今回は塗らない白

【テーマ】
「インフレ時代の不動産投資 変わるルール/変わらないルール」

【日時】
 対面:4月20日(日)9:30〜11:30 @23区
 Web:4月22日(火)20:30〜22:30 @Zoom

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プロフィール
新築RC不動産
新築RC不動産
東京23区を中心に、新築RCマンション6棟の不動産オーナー。総投資額9.5億。会社員をしながら資産形成をする考え方と道のりを発信。

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